ボクは残念ながら行こう行こうと思っているうちに行けず終いになったので、余計にその情景はパラダイスのように思えたのかも知れませんが、実際に行かれた話を青森さんからお聞きすると、「まるで模型の世界のようだった」ということ。
　返す返すも行かなかったことが悔やまれます。

それらの写真を拝見すると、こじんまりとした山間のスペースの中、渓流沿いに展開される製材所はまるで黒沢監督の「夢」のような世界で、それらの写真からは、原木を吊り上げるクレーンと音や、チェーンソウで皮むきをする音などが聞こえてくるようでした。 　もちろん小さなDLやGLたちのエンジンの鼓動まで。

あれもこれもと盛り込むと収拾がつかなくなるので、風景の一部をキャンバスに切り取るような感覚にして、大きさは450x600mmと決めて、この広さで出来る範囲を欲張らずに軽く仕上げてみようと製作を開始したのが10月19日。
　はてさて、どんな感じに仕上がるかボクも楽しみだったりします(^_-)-☆。