松本製材のボギーDL


三河の山奥にひっそりと目立たずに活躍していたこの機関車は「その道の方々」の間では有名な存在でした。
 自分でも何度か模型化してみたいものと思い続けていましたが、まさか自分の手で製品化されるとは思いもしませんでした(^^♪。
 いや、正直云っちゃうとウチしか製品化するようなメーカーは無いとは思っていましたが(^O^)。
 横田自動車という地方の工場が作ったこの機関車、当初はマルーンだったものが末期には真紅に塗られていたようです。
 車体長は僅か52mm、車幅16mmの小ささでボギー式? 萌えませんか?(*^^)v?
 キャブの前半分にはミッションカバーを兼ねたコントローラーを表現したキャブインテリアや運転席まで装備されていますので、ドアーを是非とも開けて運転手を乗せてやって頂きたいアイテムです。

 なお、実際の軌間は508mmで1/87に縮小すると5.8mmとなりますが、製品化にあたっては一般的な9mmで製造しております。(実物写真撮影・青森恒憲)





模型製品について

1.バテロコとは一変して本格的なブラスモデルです。

2.つまり美しくエッチング加工された真鍮板をプレスで仕上げ、そこに細密なロストワックスを散りばめる、といった当社の伝統的な方式で製造されています。

3.キットではドアーを開けた状態にもできるようにキャブを設計しました。未塗装キット・完成品では左右のドアーを開けた状態や閉じた状態からお選び頂けます。

4.この製品ではKATO製動力を使用する事により解放キャブを伴う小型ボギーDLを実現化しました。

5.その動力とはこの路面電車に使われているもので、台車の中にその動力機構がスッポリと納まっているのが特徴です。

6.ただ、残念ながらこの動力をKATOから単体で提供して貰う事が叶わなかったため、製品に入れる事が出来ません。したがって、KATO製「富山ライトレール(税別標準価格\9500)」を別途お求め下さい。1両購入頂ければ1両分の動力が発生します。

7.下の写真のように台車の一部をカッターで切り取り、リード線を半田付けするだけですので、塗装済完成品を御希望される方でも車体標記を転写する程度の気軽さで出来ると思います。

8.製造当初はマルーンに塗られていましたが、末期は真っ赤に塗られていました。塗装済完成品ではどちらでもお選び頂けます。

9.もちろん当社の「朝顔カプラーシステム」にも対応しておりますので、実感的な姿がお楽しみ頂けるでしょう。

10.製品には「松本製材」のレタリングが添えられますが、他に「安曇木材」や「青森土木」のディカールも含まれます。

11.副読本として、この松本製材も掲載されている「奇天烈トロッコ」を読まれると、より一層お楽しみ頂けると思います。

 



松本製材のボギーDL(ボディーキット)

ボディーキット ¥16800 未塗装キット ¥33600 塗装済完成品 ¥42000



書籍・奇天烈トロッコ

¥4800



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\800でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に(但し、KDカプラー対応の要あり)別売の「朝顔カプラー(木曽用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

朝顔カプラー(木曽用)\500(2個入)、朝顔カプラー用ピン\1500(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\500



塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-04 マルーン(初期色)」「MWC-11 ライトグリーン(キャブインテリア用)」「MWC-15 ライトレッド(末期色)」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー(ウェザリング用)」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



*この製品は、受注開始をして一か月ほど様子を見て、その数に端数を加えた数量(例えば受注数が58両でしたら60両にして)を製造する方法にさせて頂く事に致しました。
従いまして、発売後の在庫は10両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。
御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.09.28)



*本日を持ちまして受注数量をまとめて、製造に入ります。 残りは5両以下となっておりますので、まだ御予約をされていない方で入手希望の方は、お早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.10.28)



 


*ロストワックスとディカールの試作品が出来上がってきました。
「松本製材」の書体は独特のスタイルで勿論手書きですので、これもボクの手書きにしてみました(^_-)。
塗装済完成品には基本的にディカールは貼らないで出荷する予定ですが、御希望によっては貼った状態での出荷も可能です。
その場合は「松本製材・安曇木材・青森土木」のどれが良いかをこちらへ から御連絡願います。(2022.11.27)



*この製品は完売になりました。(2023.01.24)



「松本製材のボギーDL」キット組立講座