今まではコスト面からの理由で、ブレーキポストを岩崎製鋼製運材台車と共通にしてきましたが、今回木曽のカブースU(Eタイプ)を製造するのを機に、本来の特徴を備えた形状のものに設計変更致しました。 その違いは下の写真を御覧頂ければお判りだと思いますが、左の岩崎製ではブレーキハンドル軸がブレーキポストの外側に飛び出ているのに対して、日本農林機械製はポストの枠内に収まっております。 森林鉄道の主役は何といっても運材台車。 この製品は細密なロストワックスを多用し、半田付けする部分は極力少なくしてありますので、数多くの運材台車を簡単に揃えることが可能です。 また、軸受部分には真鍮製挽物のメタルを使用しておりますので、転がり特性も優れています。 なお、載せる木材は製品に含まれておりませんので、家の近くを散歩しながら、使えそうな木を捜すのも楽しいものです。 その長さについては下に「運材の規格について」のページを設けましたので、参考になさって下さい。 板バネ式の軸バネが装備されているのが特徴です。 実際にはスパルタンな他の運材台車と混合で使用されていましたが、集材機などの機械ものを運ぶ情景に使うと、良い感じになるかも知れませんね。(模型の写真は従来の製品です) トータルキット¥6500 未塗装キット¥13000 塗装済完成品¥16250 *未塗装キット・塗装済完成品は受注生産となりますので、納品まで少しお時間を頂きます。 *塗装済完成品では特に御指定のない場合は黒色に仕上げますが、その他の色でも仕上げる事は可能です。その場合は「その他」の項目に御指定色をお書きください(単色の場合に限り価格は同一です)。 *未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\600でお分け致します) このように角材などを利用して、思い思いにアレンジしてみるのも楽しいものです。 左は米国製の旋盤のモデルを載せてみました。上松の機関庫から田島の工作場に搬送する、という設定です。 右は森藤式大型集材機を運ぶ情景です。これ専用の短いドローバーは、御希望の方には長いものと交換させて頂きます。 運材台車は黒だけでなく、黄色く塗られたものやマルーン・ダークグリーンに塗られたものもありました。 (Photo by Y.Niwa) 製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっており、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(木曽用)」が、また他の当社製製品と連結させるためには「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用リンク」が必要になりますので、製品と一緒に御注文ください。 朝顔カプラー(木曽用)\500(2個入) 朝顔カプラー用ピン\1500(10本入) 朝顔カプラー用リンク\500 塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 ディープブラック」もしくは「MWC-04 マルーン」「MWC-08 ダークグリーン」「MWC-13 ダークイエロー」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー(ウェザリング用)」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。
運材台車は山から下りてくる時には材木を積んでいますが、逆に山に入るときには、中間のドローバーを外して台車同士を連結して編成を短くします。 *この製品は、受注開始をして一か月様子を見て、その数に端数を加えた数量(例えば受注数が58両でしたら60両にして)を製造する方法にさせて頂く事に致しました。 従いまして、発売後の在庫は5両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。 御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.04.20) *4/20の受注開始後、あと1週間でとりあえず受注数を集計して製造に入ります。 この後で御予約を頂いても御希望に沿えるかは不確実ですので、御希望される方は出来れば1週間以内に御予約願います。(2022.05.13) *本日を持ちまして受注数量をまとめて、製造に入ります。 残りは5両以下となっておりますので、まだ御予約をされていない方で入手希望の方は、お早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.05.20) *新しく作ったブレーキポストの試作品が出来上がってきました。写真右側のポストはカブースU(Eタイプ)に使用するものです。(2022.05.13) *この製品は完売になりました。(2023.10.05) |