明礦平山の珍犬ハックル
ボクが高校生だった頃から鉄道雑誌で活躍されており、珊瑚模型店に勤務していた頃にお近づきになった「いのこーさん」こと「いのうえ・こーいち」さん。
考えてみればもう40年以上ものお付き合いになり、お互いに「いのこー」「もりこー」と呼び合っている仲(^^♪。
そんな彼とのコラボで企画されたのがこの「明礦平山の珍犬ハックル」です。
彼が「明礦平山の本を出すのでアンタは模型を作らない？」というのが発端で、ボクも嫌いな方ではありませんからトントン拍子に話が進みました。
「珍犬ハックル」のネーミングはキャブ前面の窓の形から由来していて、何とも可愛らしいユーモラスな表情が魅力的です。
なお、実際の軌間は546mmで1/87に縮小すると6.3mmとなりますが、製品化にあたっては一般的な9mmで製造しております。
（実車撮影：いのうえ・こーいち）
模型製品について
１．部品構成はバテロコと同様に、台枠・バッテリー・コントローラー・ハンドブレーキ・椅子といった細密なロストワックス、そしてエッチングされたキャブからなっており、組み立ては実に簡便です。
２．今回の製品ではKATO製動力を使用する事により安定した走行をお楽しみ頂けます。
３．その動力とはこの路面電車に使われているもので、台車の中にその動力機構がスッポリと納まっているのが特徴です。
４．ただ、残念ながらこの動力をKATOから単体で提供して貰う事が叶わなかったため、製品に入れる事が出来ません。したがって、KATO製「富山ライトレール（税別標準価格\9500）」を別途お求め下さい。1両購入頂ければ2個の動力が発生します。
５．下の写真のように台車の一部をカッターで切り取り、リード線を半田付けするだけですので、塗装済完成品を御希望される方でも車体標記を転写する程度の気軽さで出来ると思います。
６．塗装済完成品では特に御指定のない場合は全体を黄色に塗りますが、当社製「MWカラー」の中からどんな色でもお好みの色で仕上げることも可能です。
７．その場合は備考欄に指定色をお書きください。
８．もちろん当社の「朝顔カプラーシステム」にも対応しておりますので、実感的な姿がお楽しみ頂けるでしょう。
９．運転手はアルモデルから発売されているこの人形をお使いになると良いでしょう。
10．ナンバーはアルプスモデル製木曽インレタ（B）に入っている大きな数字を使われると良いでしょう。（何故か右サイドにはナンバーがありません）
明礦平山の珍犬ハックル（ボディーキット）
ボディーキット ￥12000 未塗装ボディーキット ￥24000 塗装済ボディー ￥30000
今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
（未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\600でお分け致します）
製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に（但し、KDカプラー対応の要あり）別売の「朝顔カプラー（木曽用）」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。
朝顔カプラー（木曽用）\500（2個入）、朝顔カプラー用ピン\1500（10本入）、朝顔カプラー用長いリンク\500
塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 ディープブラック（コントローラー用）」「MWC-13 ダークイエロー」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー（ウェザリング用）」「MWC-52 MWシンナー（1リッター）」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。
＊この製品は、受注開始をして一か月ほど様子を見て、その数に端数を加えた数量（例えば受注数が58両でしたら60両にして）を製造する方法にさせて頂く事に致しました。
従いまして、発売後の在庫は10両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。
御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。（2023.03.29）
＊明日を持ちまして受注数量をまとめて、製造に入ります。 残りは10両以下となっておりますので、まだ御予約をされていない方で入手希望の方は、お早めに御予約される事をお勧め致します。（2023.04.28）
＊幾度かの試作を繰り返して、これで量産に入りました。この姿にエッチングのキャブが付きます。（2023.05.26）
＊現在の在庫状況はこちらを御参照ください。
