森林鉄道の主役は何といっても運材台車。当社では5種類の鋼製運材台車をご用意しておりますが、ここで御紹介するのは3種類。いずれもスタンダードなものですので、混ぜて編成を組むと、バラエティーが出てお楽しみ頂けるものと思います。 これらの製品は細密なロストワックスを多用し、半田付けする部分は極力少なくしてありますので、数多くの運材台車を簡単に揃えることが可能です。また、軸受部分には真鍮製挽物のメタルを使用しておりますので、転がり特性も優れています。 なお、載せる木材は製品に含まれておりませんので、家の近くを散歩しながら、使えそうな木を捜すのも楽しいものです。その長さについては下に「運材の規格について」のページを設けましたので、参考になさって下さい。 木曽において今までスタンダードだった木製運材台車を駆逐した立役者です。後期型が導入されても大所帯だったこの形は末期まで新スタンダードの座を守りました。 コロ式軸受が剥き出しになっているのが特徴です。台車は溶接構造になっているので、ゴツゴツしたボルトが見えないスッキリした姿が、いかにも新しい台車の印象を深めます。 板バネ式の軸バネが装備されているのが特徴です。実際にはスパルタンな他の運材台車と混合で使用されていましたが、集材機などの機械ものを運ぶ情景に使うと、良い感じになるかも知れませんね。 このように角材などを利用して、思い思いにアレンジしてみるのも楽しいものです。 左は米国製の旋盤のモデルを載せてみました。上松の機関庫から田島の工作場に搬送する、という設定です。 右は森藤式大型集材機を運ぶ情景です。これ専用の短いドローバーは、「運搬風景セット」に入っています。 運材台車は黒だけでなく、黄色く塗られたものやマルーン・ダークグリーンに塗られたものもありました。 (Photo by Y.Niwa) トータルキット 各¥5000 未塗装キット 各¥9000 塗装済完成品 各¥13000 *未塗装キット・塗装済完成品は受注生産となりますので、納品まで少しお時間を頂きます。 *未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。 また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\617でお分け致します) 製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっており、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(木曽用)」が、また他の当社製製品と連結させるためには「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用リンク」が必要になりますので、製品と一緒に御注文ください。 朝顔カプラー(木曽用)\493(2個入) 朝顔カプラー用ピン\462(10本入) 朝顔カプラー用リンク\411 塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」もしくは「MWC-04 上運営林署DL用マルーン」「MWC-08 沼尻旧塗装用グリーン」「MWC-13 井笠用イエロー」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。
運材台車は山から下りてくる時には材木を積んでいますが、逆に山に入るときには、中間のドローバーを外して台車同士を連結して編成を短くします。 *前期型は完売になってしまいました。(2018.03.02) *後期型は完売になってしまいました。(2018.05.05) *日本農林は完売になってしまいました。(2019.04.10) |