朝顔カプラーシステム

「木曽モジュール倶楽部」の皆さんの御協力を頂き、試作したエッチングで次ページの写真にあるような様々な耐久テストをした結果、「朝顔カプラー用リンク」は下の図のようなスタイルに決まりました。

は鋼製運材台車や乗工社プラ運材台車同士の連結用
が木製運材台車や乗工社SL用
はDLと各種運材台車用
が運材台車などの固定編成用や、ダミーで朝顔カプラーにリンクをセットした状態を再現するためのものです。

各々が図のようにアソートされた状態で「朝顔カプラー用リンク」として¥500で販売されました。
 同時にこのリンクを朝顔カプラーに止めるピンも「朝顔型カプラー用ピン(10本入)」として¥1500で御用意致しました。これらをお使いになることで、お手元にある当社製「木曽シリーズの車輛」が無加工で実感的かつ連結可能な朝顔カプラーに生まれ変わります。


 

また、当社製木曽シリーズのように朝顔カプラーが装備されておらず、KDカプラー対応になっている他社製品や、当社製品でもKDカプラー対応になっている「簡易軌道シリーズ」の車輛用として、写真のような3種類の「朝顔カプラー」を発売致します。
 写真左から順に、レール面からカプラーの中心までの高さが4mm(350mm前後のAグループ)5.8mm(450〜530mmのCグループ)7.0mm(560〜610mmのDグループ)で、左のを上下逆さにすれば10mm、右のを上下逆さにすれば4.5mm(400mmのBグループ)になりますが、10mmなんていうのは流石にありませんから、実際には4種類に対応可能ということになります。


沼尻頸城花巻尾小屋井笠仙北遠州草軽静鉄九十九里木曽運材簡易軌道自走客車
高さ(mm)350356457460501527530560610610345400〜450
HO(mm)4.04.15.35.35.86.16.16.47.07.04.04.6〜5.2
グループAACCCCCDDDABDを上下逆に取付)

今まで朝顔カプラーと云えば高さが一種類しかなかったHOナロー製品ですが(というか、頭から高さのことなど考えたことも無かった方が多いのではないでしょうか?)、この朝顔カプラーを使うことによって、これからは実車の持つ雰囲気を再現することが可能になります。
 「朝顔カプラー(沼尻・頚城・木曽・立山砂防用)」「朝顔カプラー(尾小屋・井笠・仙北など用)」「朝顔カプラー(草軽・静鉄・九十九里・簡易軌道など用)」各々2個セット。

取付方法はとても簡単。現在装着されているKDカプラー(HOナロー標準のKD-1025)と取付面高などが同じですから、ビスの脱着だけでOKです。

強度的にも150回もの連結・開放を繰り返すハードなテストにも耐え、重量級列車の牽引もこなした実感的なこの「朝顔カプラーシステム」の登場によって、HOナローの新しいスタンダードの到来を感じて頂くことが出来るでしょう。



従来のカプラーピンに加え、新たに機関車用の長いピン(首下7mm)も御用意致しました。これは5tDLなどのようにカプラーの先に朝顔カプラーが装着されてない(つまりエンドビームからじかに連結する)タイプに使用するものです。10本入です。
 製品名:200426 朝顔カプラー用長いピン
 適合車種:やまばと号用7tDL、協三製10tDL、木曽のキャブフォワードなど

従来のカプラーリンクに加え、新たに連結面間の長いリンク(ピン間が7mmが6個、ピン間が10mmが2個入り)も御用意致しました。急カーブを通過させる場合や、オーバーハングの長い車両に最適です。
 製品名:200473 朝顔カプラー用長いリンク



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