![]() この製品は当社が「木曽シリーズ」を展開して間もない2001年に鉄模連ショウ記念として発売したものですが、2009年の再生産希望アンケートのDLで一番御要望の多かった製品でしたし、2025年に行った再生産希望アンケートでもトップの人気でした。 この結果は恐らく16年間に新しいお客様も増えて、この製品をお持ちでない方々が大勢いらっしゃる、という意味だと解釈致しました。 前回のUではキドモーターから最近の当社の標準となっている小型精密モーターへと変更のうえ、動輪は3点支持方式にして走行性能&牽引力のUPを図り、台枠も「助六の酒井製5tDLX」と同様に厚みを増させてファインスケールの良さを追求しましたが、今回のVでは魅力的な全開ボンネットを新たにラインナップに加えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 木曽において「加藤」のシェアーは「酒井」と比べると、比較にならないほど少ないのですが、初期に導入された機関車のうち、この47号機は上松運輸営林署で上まわりを更新されて木曽森林鉄道廃止まで生き延びました。 全体に丸みを帯びたデザインは、一度見たら忘れられないインパクトを持っています。 特徴あるキャブ前後妻板・ラジエターグリル・台枠など、この製品専用のパーツを使用していることから若干価格は高めになっておりますが、数ある「5tDL」の中にあってこの異色なDLが混じる楽しみは格別なものがあります。 この47号機の塗装の変遷は激しく、活躍期はエメラルドグリーン+マルーンという特殊な塗装で、末期はいわゆる王滝営林署塗装のグラスグリーン+黒に、さらにグラスグリーン+マルーンに塗られていましたが、保存にあたり上松運輸営林署塗装とも言えるクリーム+マルーンに塗られ、現在中部森林管理局で保存されている塗色はエメラルドグリーン+マルーンに戻っています。 塗装済完成品では上記塗色4種類の中からお選び頂けます。 ![]() 「木曽の加藤製47号機U(半開ボンネット)」 トータルキット ¥26800 未塗装キット ¥53600 塗装済完成品 各色¥67000 「木曽の加藤製47号機V(全開ボンネット)」 トータルキット ¥28800 未塗装キット ¥57600 塗装済完成品 各色¥72000 DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。 また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。 DZ126デコーダー\3500 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\4700UPとなります。 製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(木曽用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用リンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。 朝顔カプラー(木曽用)\500(2個入) 朝顔カプラー用ピン\1500(10本入) 朝顔カプラー用リンク\500 塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-01 グラスグリーン」「MWC-02 ディープブラック」「MWC-03 クリーム」「MWC-04 マルーン」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー(ウェザリング用)」と「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。 車体標記は別売の「アルプスモデル製・木曽インレタB」をお求め下さい。 山野さんのアルバムから 黒川さんのアルバムから 杉浦さんのアルバムから もりこーの木曽路日記 1 もりこーの木曽路日記 2 を御覧ください。 *この製品は、受注開始をして一か月ほど様子を見て、その数に端数を加えた数量(例えば受注数が58両でしたら60両にして)を製造する方法にさせて頂く事に致しました。 従いまして、発売後の在庫はそれぞれ5両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。 御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。(2025.02.26) *現在の在庫状況はこちらを御参照ください。 ![]() |