自転車&リヤカー 製造担当のKinoArtsの加藤さんから塗装に関するアドバイスを頂いたので、実際にボクも塗装をしてみて、ここで解説してみようと思います(^^♪。 要点は下記の通りです。 *この素材はプラモデルと違いラッカーシンナーに侵されないので、ラッカーで塗ることも可能。 *ミッチャクロン、もしくはスーパーマルチプライマーなどのプライマーで下塗りをする。 *但し、車両と違って塗り上がってしまえばそうそう触るものではないので省略しても構わない。 *既に洗浄をしっかり行っているので、製品を塗装する前に中性洗剤などで洗う必要はない。 これを踏まえて、ボクは下処理をせずに先ずタミヤのアクリル塗料で塗ってみました。 メッキ部分などはこの上からエナメル系で筆塗りをすれば良いと思っています。 1.塗装をする前にランナーを除去する必要があり、その作業をしやすくするために、ベースごと1台ずつハサミで切り離しました。 そして枝葉の部分から良く切れるカッターや細密ニッパーで丁寧にランナーを除去。 塗装の便を考えて最低限のランナーだけは残してやりました。 2.云ってしまえばこの製品でこのランナーを除去するのが一番神経を使う部分です。 そして専用シンナーで薄めたフラットブラックをエアーブラシで塗装。 リヤカーの底板だけはウェザリングを前提にフラットアースを塗りました。 3.ベース板に付けたままサドルはエナメル系のレッドブラウンで、ハンドルの握る部分はフラットアースで、メッキ部分はクロームシルバーで筆塗りしました。 筆塗りには自分の持ってる一番細くてコンディションの良いもの(^O^)を使い、ネットで実物の写真を検索して何処がメッキされた部品なのかを調べておくと良いでしょう。 乾燥したらウェザリングマスターで軽くウェザリングをして、最後にベース板から切り離して完成です(*^^)v。 実は自転車で1台、ランナーから切り離す際に右側のペダル部分を折ってしまい、「これはそっちを見せないようにすれば使えるな」と思い塗装は進めて、倒れた自転車として活用しました(^O^)。 皆さんも同様になっても落ち込まないように(^^♪。 何と早くもお得意様がこのような写真を送ってきて下さいました(^^♪。早い!!! |