Chapter.9「ホッパー線の路盤の仕上げ」の巻

 

ホッパーはボール紙を組み合わせてこのように作りました(^^♪。そしてレイアウトに接着。

 

さて、いよいよ最後に残ったホッパー線への石膏の流し込みです。
 例によって石膏を水で溶いたものを棒を使いながら流し込んでいき、半乾きのうちに茶こしで石膏を振り掛けて面を粗にします。
 ここは手押しでトロッコを移動させる訳ではないので、枕木の中央部は踏み固めた感じにはしませんでした。
 埋まってしまった「車輪洗浄装置」の排水口はマイナスのドライバーで穿り返し、土台のコンクリート部分に掛かってしまった石膏も除去し、レールの頭は爪で削ぎ取っておきます。

 

 

石膏を水で溶くにはいつもこのようなゴム製のボールを使っていますが、これはもう40年来使い続けているもの。
 ゴムで出来ているので、余った石膏を捨てる際にはチョット捻るだけでポロっと取れてしまい便利です。あとは新聞紙に包んで捨てるだけです(^_-)。
 石膏も完全に固まり、フラットアースの溶液をまず塗ってから、フラットアース+フラットブラックの溶液やフラットブラックの溶液でニュアンスをつけていきました。
 そして貯水タンクや、網目板で作って黒染めしておいた点検ハッチなどを固定。車輪洗浄装置水槽の内側にはコンクリートらしくグレーを塗っておきました。
 ホッパー棟とズリ捨て線の間には、ちょっとした畑を作ることにして、枕木で四辺を囲った中に紙粘土の土を入れておきました(^_-)。
 仮にホッパー棟や詰所を置いてみて、更にMr.KATOを置いてみるとグッと雰囲気が出て、思わずニンマリとしてしまう瞬間です(*^^)v。