拝啓 軽便鉄道社長殿 それでもまだ自連をお使いになられますか?


満を持しての発売から約1週間。早くもお使いになられたユーザーの皆さんから多数のメールを頂きました。曰く「もりこーのカプラー用リンク素晴らしい!!!!ついさっきホイコと客車、窓あり有蓋貨車をつないで走らせました。今でも後ろでコロコロ走っております。リンクはあまり目立たないし、連結は簡単だし、言うこと無し!年寄りには最高!上出来!感謝感激雨霰!」という過激なメールや、「今までKDカプラーの不恰好さには目をつぶってきましたが、今回発売されたカプラーで一気に解消しました。やはり軽便車輛には朝顔が似合いますね。」という押さえ気味のメールなど、皆さんに喜んで頂けたようで、ボクも大変嬉しく思っています。
 もっと詳細にレポートを下さった方のメールも御紹介しましょう。



前略 森川さま
さっそく連休前半の休みを利用して、問寒別シリーズを「朝顔化」いたしました。気づいたことを下記します。

1.ケーディーに比べて、意外に上下方向の追随性が良い。
 当方製作中のものは、実物の簡易軌道ばりのへなちょこレイアウトなので、継ぎ目に段差やギャップがあったりします。ケーディーの場合、必ず連結器の肘が外れる箇所があったのですが、新「朝顔」は大丈夫です。心配していた首振りも、車体・台車への取り付け部とリンク部の両方でうまく分担して、脱線の経験は皆無。

2.横から見たシルエットの美しさ
 HP等の写真は機能の説明をしなければならぬので、上からのものになるのもやむを得ませんが、朝顔の本領は、やっぱり横方向からの実感度だと痛感しています。あの、なんとも言えない頼りなさと機能性の両立した本物同様、軽便ならではの編成美を醸し出すキー・アイテムと思われます。

3.唯一の弱点
 それは、連結解放の繰り返しでリンクの塗装がはげることです。現物もたいていは鉄錆びで茶色くなっていますから、無塗装でもよいのかも知れませんが。。。

以上、簡略ながらご報告まで。



予想以上に初回ロットが早々と無くなってしまい、大慌てで追加生産に入ったところですが、5袋や10袋単位で買われる方の多さにもビックリしました。いかに皆さんが期待をお寄せ頂いていたかが覗われます。

上記のようなメールを頂く一方で、使い方が判らないというメールも頂いておりますので、ここで改めてこのカプラーシステムについて使い方を御説明しておこうと思います。



既にKDカプラーが装着されている車輛の場合


 

 

1.KDカプラーを止めている1.4mmビスをはずす。
2.ピンを朝顔カプラーの小穴に上から差し込み、ごく少量の瞬間接着剤でピンを接着する。
3.これを1.4mmビスで止める。
4.どれかのリンクを1個小さいニッパーなどでカットする。
5.向かい合った朝顔カプラーの、どちらか一方にリンクをグイと差し込む。
6.カックンという感じでロックされる。
7.今度はもう一方も同じようにする。
8.カックンという感じでロックされる。
9.これでOKです。

*朝顔カプラーの取付面高さはKDカプラーと同じですので、現在KDカプラーが装着されている車
 輛でしたら、何ら加工の必要はありません。
*しかも、今回の朝顔カプラーシステムは、実物の高さに拘って3種類発売していますので、オリジ
 ナルの雰囲気を再現することが可能になっています。



当社製木曽シリーズのように、既に朝顔カプラーが装着されている場合


 


1.ピンを朝顔カプラーの小穴に上から差し込み、ごく少量の瞬間接着剤でピンを接着する。
2.どれかのリンクを1個小さいニッパーなどでカットする。
3.向かい合った朝顔カプラーの、どちらか一方にリンクをグイと差し込む。
4.カックンという感じでロックされる。
5.今度はもう一方も同じようにする。
6.カックンという感じでロックされる。
7.これでOKです。

*特に加工の必要はありません。
*ボディーマウントのカプラー方式や、オーバーハングの長い場合、
 急カーブを通す場合には「長いカプラーリンク」をお使い下さい。


新たに「DL用首振りカプラー」がラインナップに追加されました。






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