Chapter.11「地面を仕上げる」の巻-2

 

 

試作の結果を踏まえて地面を塗装していきました。
 まずはプラスターの部分をXF-52 フラットアースに僅かにXF-1 フラットブラックを加えたもので塗り、テクスチャーペイントを塗った部分とバラスト部分にXF-52 フラットアースを塗ってからXF-1 フラットブラックを塗りました。
 石垣部分もフラットブラックで仕上げておきました。
 これで関東ローム層から道東の泥炭地帯(釧路湿原に代表されるように、樹木などの葉が腐ってできた土で、スポンジのようにグチュグチュ)へ変身(^O^)。

 

石垣の上にはやはり縁石が欲しくなって、少し手間でしたが少しだけ凝ったものを作りました(^_-)。
 3mm角の縁石にしたかったのですが、3mm角の桧棒で作ろうかとか、どうやって作るか色々と暫く考えて、材料はエポキシパテで作る事にしました。
 その作り方も大いに悩みました。
 コネコネしたパテを3mm角の棒にするのも至難の業だろうし、考えたのが枠に押し込んでいく方法。
 ベニヤ板に3mm角の桧棒を3mm間隔でチョン付けして、そこにこねたエポキシパテをぎゅうぎゅう押し込んで硬化を待ちます。
 固まったところで余分なパテを削ぎ落し(これが予想以上に大変でした)、桧棒ごとベニヤ板からカッターで外します。

 

今度はパテを桧棒から外すのですが、固まったとはいえ案外ホニャホニャだったので、これは意外と簡単に外せました。
 外した状態って、何だかお酒のおつまみみたいですね(^O^)。この状態で放置すると固くなります。

 

 

これをグレーのテクスチャーペイントで塗り、乾いたところで10mmでカット。
 切れ目にもグレーを塗ってからXF-1 フラットブラックで少し汚します。これで乾燥待ちひと晩。
 これを石積みの上に貼り付けていったのですが、意外とイイ感じに仕上がりました(^^♪。