Chapter.3「台枠の工作の続き」の巻

 

ここで念のためにレールを仮に敷いてみます。一番心配なのは貯木場からエンドレスに登っていく勾配をちゃんと登れるか?だからです。まあ、想定している情景から、5tクラスのDLで運材台車が2〜3輌程度牽ければOK。ところが微妙にヘの字になってしまっていたため、その前の部分と、その後の部分の勾配が違ってしまい、結果的に「その前の部分」の勾配がきつくなってしまいOUT。写真の中央の橋桁部分がほんのチョット高くなって「ヘの字」になっているのが判りますか?一旦路盤を剥がしてカッターで削って修正したところOKでした。3%(30パーミル)強の勾配なので、ほんの1〜1.5mm程度の誤差でも微妙なもんです。

 

勾配の確認をしたところで、橋が架かる部分の路盤と沢になる部分のビニヤを切り込みます。結構いい加減で、こんなもんかな?といった感じです。手前の桟が付く部分も同様にカットしておきます。これもアバウトです。

 

左半分の山のバックになる部分を立てます。ウレタンフォームのままでも良いのですが、性格ですね。どうしてもシッカリしたものになってしまいます。ここまで行ったら、右半分にも着手します。段になる部分で上の板を切り離し、高い構内に下駄を噛ませます。まだこの段階では左右のユニットは接合しません。くっ付けちゃったが最後、ブーメラン型になってしまい、工作に場所を食うからです。

 

右半分に上板を貼ったところ。Xマークはポイントマシンの逃げ穴の目印です。そう、この段階でポイントにはマシンを組み付けておきます。