Chapter.8「素掘りのトンネルやオーバーハング岩を作ってレールの仕上げ」の巻

 

今まではウレタンフォームの切りカスが散乱するので、普段は使っていない(だから寒い)8畳の和室で作業をしていたのですが、ここいら辺からはその心配も無くなってきたので、暖かい事務所に移動しました(*^^)v。
 ボンドの乾燥も格段に早くなる事を期待して(^^♪。
 実際の素掘りトンネルは常願寺川の崖っぷちにあるのですが、スイッチバックの光景にする事から、どうしてもそれが出来ずにこの部分の処理だけは悩み続けました。
 結局は情景・情景で切り取る撮影用と割り切る事で気持ちを処理して、スイッチバックの中段にセットしました。

 

ここからは車両限界測定用として、立山の酒井5tDLよりも0.5mm高いこの機関車をゲージに使い、まずはトンネルの蓋の部分を作りました。
 そして内部側壁の部分には石膏を硬めに溶いたものを指で塗り付け、後の作業がしやすいようにしておきました。

 

次はオーバーハング岩です。ここも機関車を置いてみて、頭や側面が干渉しないようにカッターで削いだりしながら形を整えていきました。

 

ここまで来たら、いよいよ枕木とレールの塗装です。使う色は定番のXF-52 ダークアースです。
 これを原液のまま筆で塗って行き、ひと晩置いて完全に乾燥させます。

 

 

レールが完全に乾いたところで、バラストを撒いていきます。バラストもボクの定番であるKATOの明灰色です。
 まず、スプーンを万力で潰して作ったバラスト撒き専用の道具で撒いていき、平筆で均していきます。
 その後に中性洗剤を僅かに垂らした水を霧吹きで吹いて、スポイトで木工ボンドの水溶液を垂らしていきます。ここいら辺はわざわざ書くまでもなく、定番中の定番の工程ですネ(^O^)。
 ボンドを垂らしていくと、どうしてもバラストが流れてしまい枕木の上に移動したりしますが、これは仕方のない事ですから、後で修正します。ここでまたひと晩。