林鉄シリーズ
木曽の岩崎製小型モーターカーW・3種



2003年に「木曽の頒布会」の中で発売した1灯のNo.64と2灯のNo.65、2004年に「岩崎製小型モーターカーV」として発売した幌や床板・エンジンカバーの形も違う大型1枚窓のNo.72を、超久しぶりに製造することに致しました。

自走こそしませんが、精密なロストワックスを駆使して製品化したもので、今の目から見ても全く遜色のないクオリティーで宝石のような輝きを保っています。
いずれも発売早々に売り切れてしまったもので、もしかしたらコレクターズアイテムになっているのかも知れません。

恐らく最後の生産となりますので、お買い逃がしのないよう、熟考されることをお勧め致します。










左はNo.64とNo.65の、右はNo.72の車内です。後部座席は取り外した幌に接着してあるので見えませんが、両車はエンジンカバーの形状が異なり、車体幅が違うことからシートも異なります。



トータルキット 各12800円、未塗装キット 各25600円、塗装済完成品 各32000円
(発売当時のままの価格に設定しました。人形が1体付属します)



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費600円でお分け致します)




塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 ディープブラック」「MWC-03 クリーム」「MWC-11 ライトグリーン」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー(ウェザリング用)」と「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



別売でアルプスモデル製インレタ(木曽B)も用意されておりますので、一緒に御注文ください。



*この製品は、受注開始をして一か月ほど様子を見て、その数に端数を加えた数量(例えば受注数が58両でしたら60両にして)を製造する方法にさせて頂く事に致しました。
従いまして、中締め後の数量はそれぞれ5両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。
御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。(2025.06.01)




2003年に発売した「木曽の岩崎製小型モーターカー・No.64&65」ですが、これを設計した時にはNo.64の後部の写真はあったものの、2灯化改造されたNo.65の後部は分からず、同時に製造されたものなのでNo.64と同じだろうと判断しました。
ところが、先日木曽・松原に採寸に行ったら、何とNo.65がレストア中でビックリ。まるで「お富さん」のようなものです。
更にNo.65の後部ライトはNo.64のように右下ではなく中央にあるので、更にビックリ。
そこで急遽これを再現するべく、ロストワックスの原型を修正する図面を描きました。
これにより、No.64とNo.65とは前面のヘッドライトのみならず、だいぶ印象の違う2両になると思います(^-^)。(2025.06.25)







*外観図を掲示し忘れていましたので、UPしておきます。また、No.65(2灯)の後部ライトの位置を変更したので外観図を描き直して、ついでに外装色も田島に保存された姿のものにしておきました。(2025.07.20)



岩崎製小型モーターカーNo.65を塗るにあたり、今までは市販の常磐色を使っていたのですが、モデルワーゲンの塗料で何とかできないだろうかと色々な組み合わせでテストしてみました。
その結果、MWC-20 ミディアムブルーを4に対して、MWC-01 グラスグリーンを1混ぜると丁度良い具合になりました。
これは加藤製47号機をエメラルドグリーンに塗る場合でも、岩崎製小型モーターカーNo.64やNo.72を塗る場合でも応用できますので、メモしておいてお試し下さい(^^♪。(2025.11.09)




*本日を持ちまして受注数量をまとめて、製造に入ります。
残りは各々5両以下となっておりますので、まだ御予約をされていない方で入手希望の方は、お早めに御予約される事をお勧め致します。(2025.07.02)



*現在の在庫状況はこちらを御参照ください。



御参考用:「岩崎製小型モーターカーV」キット組立講座



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