足尾のフォード


「足尾のフォード」として余りにも良く知られている機関車を製品化しました。
 足尾銅山馬車鉄道は明治28年9月に開業したもので、当初はその名の通り馬鉄でしたが、大正14年に動力化されてガソリン機関車が客車を牽引するようになりました。
 これは同社がフォード製自動車エンジンを利用して自力で作り上げた機関車で、在籍していた数は不明ですが、唯一確認できるのは鉄道研究家・臼井茂信氏が昭和9年9月20日に同鉄道を訪問した際に確認したNo.10のみで、写真としても氏が撮影されたもののみ、という知名度が高い割には深いヴェールに包まれている機関車でもあります。

なお、実際の軌間は609mmで1/87に縮小すると7mmとなりますが、製品化にあたっては一般的な9mmで製造しております。





模型製品について

1.エンドビーム間は僅か25mmという極小機関車ですが、それだけに製品の濃度は凝縮されており、
 下の写真のように精密なロストワックスを中心として、エッチング処理された真鍮板をプレス加工で
 仕上げた部品で構成されていますので、持った時のシッカリ感も重視した設計になっています。

2.正面の窓枠は妻板とは別パーツになっていますので、上のイラストのように水平に開いた夏姿にも
 閉じた冬姿にも出来るようになっています。

3.未塗装キットや塗装済完成品ではこれをお選び頂く事が出来ます。



トータルキット ¥21000

未塗装キット(夏姿・冬姿)各¥42000

塗装済完成品(夏姿・冬姿)各¥52500



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\800でお分け致します)




この車両の連結方式は朝顔カプラーではなく、単なるフックがエンドビームに付いていて、他の車両とはそのフックにリンクを引っ掛ける方式でした。
 したがって製品でも同様の形態になっていますので、他の当社製車両と連結する場合には別売の「朝顔カプラー用リンク」をお使い下さい。

朝顔カプラー用リンク\500

塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ウェザリンググレー」と「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。
また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。

DZ126デコーダー\3500 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\4700UPとなります。





*既に新規ロストワックスの試作品が出来上がっています。
 基本的にはこれらのロストワックスにエッチング板をプレスした床板やキャブが付く感じになり(もちろんモーターやギヤーフレームもありますが)、肉厚のロストワックスの台枠やボンネットで少しでもウェイトを稼いで、走りを安定させようというコンセプトになっています(^^♪。



 




*ロスト製の台枠に組み合わせるプレス製の床板の寸法を微調整するため、試しに組んでみました。
 ロストワックスは鋳物ですから、どうしてもこの作業は必要になり、長さ方向で0.2mm、幅は0.1mmを設計値から修正しました。(2019.11.24)



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