創業25周年記念製品

根室拓殖の銀龍号X&Y



「根室拓殖のかもめ号」「根室拓殖のちどり号」と製品化してきましたが、その目で「銀龍号」を見ると流石に23年前の設計は古さが目につき、その後に出てきた資料を加味して、今の当社のレベルで製品化をしたいと思うようになりました。
 そこで思い切って設計をし直すことにして、新製品としてリリースする事に致しました。

「銀龍号」については今更ここで述べるまでもなく、軽便史上に残る奇妙奇天烈なスタイルとして有名で、元はトラックのように荷台を持つ貨物用気動車でした。
 しかもキャブはジェラルミンで出来ていたため、地色を生かした銀色に赤帯という派手なもので、この頃には代燃装置も装備していました。

戦後になって、荷台があった部分に地元の大工によって客室が乗せられ、我々がイメージするようなスタイルになったのですが、その頃はオデコに1灯の比較的おとなしい姿でした。
 その後「かもめ号」が導入された頃からスカイブルーに赤帯、しかもボンネットにヘッドライトを移し、大小3灯といういかめしい姿に変わりました。
 製品では銀色の時代とスカイブルーの時代の2タイプを発売いたします。







模型製品について

1.X(末期型)とY(中期型)の相違点は、ボンネットにヘッドライトが有るか無いか、オデコにヘッ
 ドライトが有るか無いか、のみです。

2.これによって部品の構成が異なりますので、トータルキットは「いずれかの姿に出来る」ものではな
 く、全く別の製品として発売致します。

3.特徴あるボンネットや前後エンドビーム・軸受などは精密なロストワックス製として、キャブ前面は
 絞り型によるプレス製。その他の車体主要部品もプレス部品で構成されていますので、手にした時の
 ガッチリ感も楽しんで頂けます。

4.以前の製品では基本的にKDカプラー対応となっていましたが、今回は「朝顔カプラーシステム」仕
 様となっておりますので、後部カプラー周りが実車に忠実に再現されています。

5.動力は「かもめ」や「ちどり」と同様にギヤーボックスを使わない設計にしましたので、横から見た
 ときのスケスケ感も充分です。

6.キャブ前面の窓は開けた状態にも出来るようになっていますので、未塗装キットや塗装済完成品では
 予めお選び頂く事になります。



根室拓殖の銀龍号X(末期型)
 トータルキット ¥25800 未塗装キット ¥51600 塗装済完成品 ¥64500

根室拓殖の銀龍号Y(中期型)
 トータルキット ¥25800 未塗装キット ¥51600 塗装済完成品 ¥64500



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\822でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(木曽用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

但し、この実車のカプラー高はかなりいい加減で、前部はレール面から2.2mmなのに対して、後部は4.2mmとなっています。
 したがって、前には繋げないという前提で、後部の近似値である「木曽用カプラー」の4mmを使用されることを推奨いたします。

朝顔カプラー(木曽用)\493(2個入)、朝顔カプラー用ピン\462(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\493



塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-07 沼尻新塗装用ブルー」「MWC-15 井笠用レッド」「MWC-17 ウェザリンググレー(屋根にも使います)」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。
また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。

DZ126デコーダー\3700 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\5000UPとなります。




*今回は1996年に「銀龍号U」を発売したときに作ったプレート(左右寸法6cm)を、総ての方にプレゼントさせて頂きます(^^♪。



*先日、或るお客様から「キャブと客室とは離れているのですか?」という御質問メールを頂き、
 「はい、今回の製品はチャンと別体になっています」とお答えしたのですが、その時に写真をもう一度
 眺めたら、キャブのドアー後方の左側窓が小さい事に気づきました。
  今まで幾度となくチェックしていた写真なのですが、人間の思い込みというのは恐ろしくて、右側に
 ある桟が無いだけと思い込んでいたようです。
  この部分にはトラックだった時代に代燃装置が積まれていたため、それを撤去した際に云わば改装工
 事をした訳で、オリジナルの優雅なRを描いた窓ではなく、簡素な四角い小さな窓になったようです。
  そうと判ったからには急遽設計を変更して対処しましたが、上に掲げてある外観図も修正しておきま
 した。
  また、この外観図では見えませんが、キャブや客室の間の妻板には実車通りに窓も付いております。
 (2018.07.22)



*誠に申し訳ございませんが、製造の都合で歌登のマイクロレールバスVと発売順を逆にさせて頂き、こちらの製品の方を後に出させて頂きます。(2018.08.12)



 

*新規製作したロストワックスの中から2点。
 前の台枠は新たに作り直して補強板の表現などを加え、後部のエンドビームも朝顔カプラーシステム
 対応用に作り直しました。(2018.08.26)



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