根室拓殖のちどり号


先に発売した「銀龍号」も「かもめ号」も北海道の田井自動車というメーカーで製造された単端でしたが、この「ちどり号」は日車製造のブランド品です(^^♪。
 この手の単端は製造当初はフォードのT型エンジンを搭載していて、後にA型に換装されるケースが多いのですが、この「ちどり号」は最初からA型を搭載したパワーのあるものでした。
 しかし、戦時下にあって木炭ガス発生炉を搭載したのち、ニッサンのエンジンに載せ替えて廃線年を迎えました。
 最初は茶色一色だったそうですが、「銀龍号」や「かもめ号」と共にライトブルーに赤帯の出で立ちに塗り替えられ、末期はグリーンとクリームになって終焉を迎えました。
 ネムタクの3羽ガラスの一角を担う「ちどり号」。貴方の軽便にも1両いかがでしょうか?







模型製品について

1.車体側板は真鍮板を美しくエッチング処理したものをプレス加工して作り、それにニュアンス豊かな
  前面・後面を組み合わせるという手法を採りましたので、手にしたときの充実感も味わって頂けるの
  ではないでしょうか?

2.最大のビューポイントであるボンネット部は表情豊かなロストワックスで再現し、日車単端特有の裾
  を絞ったボディーシェルは美しいプレスとロストワックスで表現しました。

3.軸受周りは日車独特の形をロストで再現して、とかく貧弱になりがちな単端の足まわりを引き締めて
  います。

4.動力装置は通常のギヤーボックス方式を採らず、床下が透けるよう配慮したものとなっております
  ので、その部分にも注目して頂きたいと思います。



トータルキット ¥24800 未塗装キット ¥49600 塗装済完成品 ¥62000

*完売になりました。(2018.10.02)



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\822でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(尾小屋用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

但し、この実車のカプラー高はかなりいい加減で、「かもめ号」の前部はレール面から7.2mmなのに対して、後部は3mmとなっていましたが、この「ちどり号」の後部は5.5mmとなっています。
 したがって、後部の近似値である「尾小屋用カプラー」の5.8mmを使用されることを推奨いたします。

朝顔カプラー(尾小屋用)\493(2個入)、朝顔カプラー用ピン\462(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\493



塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-03 上運営林署DL用クリーム」「MWC-07 沼尻新塗装用ブルー」「MWC-08 沼尻旧塗装用グリーン」「MWC-15 井笠用レッド」「MWC-17 ウェザリンググレー(屋根にも使います)」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。
また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。

DZ126デコーダー\3700 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\5000UPとなります。



根室拓殖のちどり号用代燃装置セット

*お客様から「かもめ号は代燃装置セットが用意されて
 いたのに、ちどり号では無いのですか?」とのお問い
 合わせを頂き、確かに仰る通りだと気付きましたの
 で、今回も御用意致しました。
*外観図で黒く塗られた部分がセット内容で、本来のエ
 ンドビーム&カプラーの下側からアームが伸びて、荷
 物台のようになっている部分に代燃装置が乗ります。
*時代考証的には「青に赤帯」の時代が適合しますが、
 ここは模型の世界ですから、御自分がカッコイイ!と
 思えば、どんな塗装でも良いのではないでしょうか?

トータルキット ¥4800

未塗装キット ¥9600(ちどり号を御予約頂いている場合は同時に納品が可能です)

塗装済完成品 ¥12000(ちどり号を御予約頂いている場合は搭載済みで納品が可能です)

*代燃装置は完売になりました。(2018.09.22)



 


新規ロストワックスの量産品が仕上がってきました。この製品の目玉であるボンネットの仕上がりに満足(^_-)-☆。(2018.05.09)



「根室拓殖のちどり号」キット組立講座