井笠のホワ1&ホワフ1 井笠鉄道では内燃化後は機関車を持たず、専ら気動車が客車や貨車を牽いていました。 そんな特徴的な姿を再現すべく、同社で最も一般的な形式だった有蓋貨車、ホワ1形と有蓋緩急貨車ホワフ1形の模型化を致しました。 模型製品について 基本的な構造は、上松のE型貨車と同様にエッチングで美しく処理された真鍮板にプレス加工で抜いた側板を半田付けしていくものですが、この貨車は柱がごついので(奥行きがある)プレス加工をした側板(板のピッチまで実物に忠実に再現して各所で異なります)は敢えて裏側を使うようにして、角をカッチリと出すように考えられています。 また、妻面はエンドビームまで一体のロストで表現して、沼尻のセタのそれのようにごつい感じを強調したデザインとしてみました。 台車枠は一見井笠のホハと同じようなアーチバーに見えますが、担いバネや軸箱の形状が異なりますので、新たにロストの原型から製作して対応しています。キングポストも同様の理由で新調しました。 車輪はスポーク、軸受け部にはメタルをはめ込むような設計になっていますので、転がり特性にも優れています。 井笠のホワ1 トータルキット \11314、未塗装キット \22628、塗装済完成品 \28285 井笠のホワフ1 トータルキット \12857、未塗装キット \25714、塗装済完成品 \32142 少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。 (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。 また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\822でお分け致します) 製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(井笠用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。 朝顔カプラー(井笠用)\493(2個入) 朝顔カプラー用ピン\462(10本入) 朝顔カプラー用長いリンク\493 塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」、「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」をお使い下さい。 車体標記ナンバーは、この製品のために開発された「アルプスモデル製井笠インレタC(\864)」をお求め下さい。 *暫く品切れになっておりましたが、再生産をする事に致しました。 売り切れになっている他の「井笠シリーズ」の製品も順次再生産していきますので、 前回買い逃された方も、増備されたい方もどうぞ今回の再生産をお見逃しなく。(2011.10.19) *ホワ1が完売になりました。(2014.12.25) *ホワフ1が完売になりました。(2015.02.27) |