なべとろ ![]() 「なべとろ」とは鍋のような形をしたトロッコで、その鍋の部分を傾けて荷を下ろすところから名付けられたようです。 この車両はメーカーによって形態は様々ですが、ボクが今まで生きている姿を見た中で一番「なべとろらしさ」を感じたスタイルを模型化しました。 しかも何両も欲しい車両ですから「組み立ては至って簡単でありながらハイディテールのもの」というコンセプトで設計をしました。 見本を組み立てていても1両あたり30分も掛からなかったように記憶しています。 そんな魅力あふれる「なべとろ」の楽しさを、この組立講座から感じ取って頂ければ幸いです。 第1回 1.まず台枠に軸受を瞬間接着剤で固定しますが、軸受のツバは台枠の内側から0.3mmほど引っ込むようにして下さい。 ![]() 2.なべに前後の支柱を接着します。なべを傾ける場合には前後の支柱の角度が揃うように留意しましょう。 ![]() 3.このなべを台枠に組み合わせてみます。4本の脚がちゃんと台枠に接しているかを確認して、もし浮いているようでしたら角度を修正しておきます。 ![]() 4.車輪を組み立てます。結構ギュッという感じで軸が入るので抜けることはないし、この小ささですから車輪が振れてしまうこともないでしょう。 ![]() 第2回 1.色は色々と(^O^)考えた末に黄色く塗ることにして、ドッブリとウェザリングを効かせようという方針で決まり。 MWC-53 MWプライマーで下塗りをしてからMWC-13 ダークイエローで塗り、フラットブラックとフラットアースを混ぜて極く極く薄くシンナーで溶いたものでウェザリング。 ![]() ![]() 2.車輪を組み込みながらM1.2ビスで台枠を組んでいきます。 なべユニットを台枠に接着してとりあえずは完成しましたが、やはり何か乗せてやりたいものです。 ![]() ![]() 3.3両はレイアウト用品の「小石」という製品の中から小さ目のものを選び、一方レイアウトのズリ捨て場に設置する傾かせたものにはズリの時に作った石の残りを各々木工用瞬間接着剤で固定しておきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |