鉄道友の会 2022年 島 秀雄記念優秀著作賞式


書籍「立山砂防軌道」が光栄なことに「鉄道友の会 2022年 島 秀雄記念優秀著作賞」を頂戴することになり、令和3年3月5日の授賞式に行って参りました。
この賞は「毎年1回、鉄道分野に関する優れた著作物または著作物に関わる功績を選定し、鉄道および鉄道文化の発展に寄与することを目的として、2008年に新設された賞です。賞の名称は、鉄道友の会初代会長で東海道新幹線の実現に功績のあった島 秀雄氏(1901〜1998)が、会の発展に尽くされた功績を永久に記念し、後進にとって励みとなる賞」ということで、我々鉄道を愛する人々にとって大変光栄な賞で、そのような賞を受賞出来たことは、長年この道ひと筋で仕事をしてきて良かったなと感謝しております。



 

 

受賞会場は名古屋ということですので、久しぶりに「特急しなの」の旅。この特急に乗るのは約20年ぶりです。
朝は手が悴んでしまうほど寒かったのですが、暖かい名古屋の事を考えてダウンは着ませんでした(^^)。
名勝・寝覚めの床などを眺めたりして2時間10分の旅を楽しみました(^^♪。

 

 

会場はJR東海の「リニア・鉄道館」。
ここには以前「佐久間レールパーク」などに展示していた車両が奇麗に補修されて展示されています。
高速レコードホルダーのC62 18は大昔に呉線でボクは見ているだけに、懐かしさもひとしお(*^^)v。

 

 

受賞にあたりボクは挨拶で「著者と編集者とは農家と料理人のようなもの」と表現させて頂きました。
いかに腕の立つ料理人でも、素材が優れていなければ美味しい料理は出来ない訳で、ボクは青森さんの素晴らしい写真と原稿をお預かりして、ほんの少しだけ味付けをしただけで、出来るだけ薄味で素材の良さを生かすよう心掛けました、と御挨拶させて頂きました。
受賞した「立山砂防軌道」に続いて、「奇天烈トロッコ」も密かに受賞しないかな?と願っておりますが、それは欲張りというものでしょう(^O^)。

 

 

授賞式の後は館内の見学をさせて頂いたのですが、一般公開されていない車両の中まで入らせて頂き、係りの方の説明で珍しいものを見させて頂きました。
集団行動の苦手なボクと青森さんはチョットだけ抜け出して、館内の案内嬢に頼んで記念写真を撮って頂きました(^^♪。

 

 

昼食に本当だったら「味噌煮込みうどん」を食べようと思っていたのですがバタバタして食べられず、夕食も「みそかつ弁当」で(^^ゞ。
もっとバーンとしたトンカツが乗っていると予想したのですが、それに反して衣で太らせたエビフリャ〜と小さなトンカツが(^O^)。
「特急しなの」に乗り、周りに匂いをプンプンさせながら美味しく頂きました。
松本駅のホームに降り立ったら冷気がキーンと寒く感じられ、振り出しの穂高駅で写真を撮り、帰宅して暖かいお風呂に入って人心地つきました(^_-)。
まず、このような名誉ある賞などは今後は頂けないでしょうから、その晩は良い夢を見られました(^_-)-☆。




 

早速事務所に賞状を掲げさせて頂き、ガラスケースの中には盾を飾らせて頂きました。