Chapter.12「樹を植える-1」の巻

 

先日、巣鴨のさかつうに行った時に買ってきたのが、定番のオランダフラワーとこれ「FOREST CANOPY」でした。
 このフォレストは初めて使うので若干の不安がありましたが、違う樹相を混ぜることにより、変化が出るのでは?という期待感から使ってみました。
 何のドライフラワーなのか判りませんが、幹や枝の部分が濃い茶色で、オランダフラワーよりもシッカリしている代わりにポキポキ折れやすい特性があります。
 そこにNOCH製の葉っぱを付けていくのですが、この葉っぱは初めて使ってみましたが、フォーリッジやターフのようなスポンジ系ではなく、極端に言えば葉っぱの1枚1枚を再現しているような優れものでした。

 

定石通りに枝を木工ボンド水溶液の中に浸して、そこにパラパラと葉っぱを振り掛けていきます。
 これが出来上がった状態ですが、枝の濃い茶色が少しうるさい感じ・・・。

 

1箱には3袋入っていて、その1袋分を作ってみたのがこの量です。
 具合の良さそうな1本をメインにして、そこに接ぎ木をするように木工用瞬間接着剤で組み立てていきます。

 

それを試しに左の方に植えてみたのがこの状態です。
 しかし、ボクが欲しい「涼しい風が渡る常願寺川沿いの夏」の感じには程遠く、何やら暑苦しい感じがしてしまいました(^^ゞ。
 その理由を考えたのですが、どうやら幹や枝の濃い茶色が重く感じられる要因のようです。

 

結局は一旦植えたこの木を伐採してしまい、この木はオランダフラワーの合間合間に植えて変化を持たせる方向に転換しました。
 方向転換の前に気分転換の意味で山道にハイカーを立たせてみましたが、ここも人形を立たせることによって、今までよりも狭く感じて、道幅のスケール感が正確に把握できるようになりました。