Chapter.5「機関庫を作る」の巻(前編)

 

これを作りたくてこのレイアウトを作り始めたようなものですから気合が入ります(^^♪。
 前にも書きましたが、本物は8線の右側に線路のないシャッターが2個ついているのですが、スペースの関係から6線機関庫になっているとはいえ、何とかその雰囲気だけは出したいもの。
 写真を見ながら寸法を割り出して早速設計に掛かりました。
 手前のシャッターの上部に大きく張り出している四角いものはシャッターの収納部なのですが、ここに使ったのはもう何10年も前に買ったと思しき5mmの真鍮角棒。
 まさか今ここで使うようになるとは夢にも思いませんでした(^O^)。

 

木造建築物なら紙と木で作りますが、側面はすべてトタンの波板でコーティングされている建物ですから、真鍮の板と角棒を使って組み上げていきます。
 まず核となるシャッター部分を作ったのですが、先の5mm角に1.5mm角の真鍮棒を半田付けして前面とします。

 

これにエコーモデル製の波板を変化を付けながら半田付け。両端のシャッターを閉じたのは、そこから側面の裏側が見えてしまうので、それを作り込むのを嫌ったからです(^^ゞ。
 窓のある右側面と奥もこんな感じで窓を糸ノコで開けておきます。

 

この側板に波板を半田付け。
 ただ、このままではつまらないし、今回はこれを是非やりたかったので、波板を止めている釘を表現するために、ひたすらφ0.4ドリルで穴を明けていきます。

 

まずは右側面を試作的にやってみました。ドリルで穴を明けた部分にφ0.4の真鍮線を植えて半田付け。それをひたすら繰り返していくので、裏側はこんな感じになっています(@_@)。
 裏側がスジ目になっているのは、使用したt0.5mmの真鍮板が払底してしまったからで、これまた何10年も前に買って材料箱にあったスジ目板を使いました(^O^)。

 

続いて左側面や奥も仕上げていきましたが、こういう時は数を数えてはダメ。数えると嫌気が差してしまいますから(^O^)。
 そしてようやく四角に組み上げた状態。ここまで行くとヤッタ!感で満たされます(*^^)v。

 

嬉しくなって早速車両を置いてナルってしまいました(^_-)-☆。次はこれを塗装して仕上げます。