Chapter.5「線路の仕上げと岩作り」の巻

 

ここで枕木とレールをフラットブラックの原液で塗っておきます。
 それが乾いたらバラスト撒きですが、十年一日のようにバラストはKATO製の明灰色(細目)を使います。

 

バラストは小さなスプーンを万力で潰したものを使いながら写真のように撒いていき、レールの外側も同様にして撒きます。
 更に平筆で平らに均しておきます。
 固着は木工ボンドの水溶液に僅かな中性洗剤を加えたものを使いますが、洗剤は入れすぎるとなかなか固まりませんから、ほんの僅かでOKです。

 

バラストを乾かしている間に渓流の岩場を作っておきます。
 使うのはポリ系の雌型で、これは様々な形のものが売られていますので、徐々に増やしていきました(^^♪。
 この雌型に石膏を流し込んでいき、硬化したら雌型をウニュと曲げながら剥いでいきます。

 

渓流はまず核となる大きな岩を接着して、そこから枝を伸ばすようにして埋めていきますが、場合によってはカッターで削いだり手で割ったりしながら、イメージに沿ってジグソーパズルのように当てはめていきます。

 

これが完成した岩場の状態。細かい石膏は穴埋めに使いました(^_-)。
 岩場を作っている間にはバラストも固着したので、薄く溶いたフラットアースで塗っておきます。