Chapter.2「とにかく新黒井の駅舎を組んでみた」の巻

 

「あの立派でとりとめのない形をした新黒井の駅舎が新製品で出てますよ」というのを知人から教えられ、メーカーのクラシックストーリーに聞いてみたら、ホントでした(^O^)。
 何と運が良いというかタイミングが良いというか、この駅舎を見ただけで「これは頸城のレイアウトだよ」と無言で告げているようなものですから、説得力があります!(^^)!
(これら完成した姿写真は同社の御提供です)

 

まずはこのレイアウトの中心となるこの駅舎を組み立ててみて、三次元の大きさをこの目で確かめてから線路配置を決める事にしました。
 ですから先に掲げたプラン図は、この駅舎を作ってから描いたものです。
 注文したキットが届いて箱を開けたとき、「こりゃあまるで大スケールの戦艦大和のプラモデルみたいだ!」と思いましたネ(^v^)。
 説明書にしてもA3判が4枚も入ってるし、大き目の箱には素材ごとに仕分けされたパーツがギッシリと詰まってるので、この内容で税別\40000は安いのではないでしょうか?

 

早速組んでいきます。同社のストラクチャーキットは良く考えられた設計で、殆ど自分で工夫する必要もなくピシピシと組み上げる事が出来ます。
 この技術力を買って、当社の助六の2線機関庫杉沢の2線機関庫の製造を任せただけの事はあります(^_-)。

 

組み立てに関しては昔でしたら何の躊躇もなく木工ボンドを使ったところですが、最近は木工用瞬間接着剤も安くなったので、専らこれを使いました。
 瞬間接着剤で組み上げると、作業時間の短縮になる事は勿論ですが、素材が水分によって膨張したりする間もなく着いてしまうので、反りなどの問題もまず発生しない利点もあるからです。
 これは木工部分が組み上がったところで、極く薄く溶いたエナメル系塗料の黒を染めるように何度も何度も塗ってあります。

 

これが出来上がった駅舎。各種の看板が効いていますネ(^^♪。因みにベースボードの大きさは220mmx160mmでした。
「新黒井」や「しんくろい」の文字の一部は白く塗り潰して、「新黒田」や「しんくろだ」にしてあります(^O^)。
 さて、駅舎も出来上がったので、いざ台枠作りから開始しましょうか。