皆さんの工作台から

斉藤さんからのお便り

2009/04/01
森川さん、こんばんは。小金井市・斉藤です。工作台への掲載を有難うございます。
 皆様が作品を発表される場に変なものを発表していますが、一人くらい変な者がいてもいいのかなと調子に乗っています。熟練していなくとも何とかプロ級の仕上がりを 求めたい一心でやっています。(治具作りだけに熱中している訳ではありません!)何せこちらを半田付けするとあちらがズレるという、下手くそですから!!
 ただ、会社で治具のスケッチを描いて家に帰って実物を測ると、その小ささに愕然とします。その度に、よくこれを設計し、またその部品を作り上げる工場があるものだ と感心してしまいます。組立の修正が不要なのが凄い!と思います。
 ギヤ−フレームの組立治具の写真をお見せします。これにセットすると前後のスぺーサー板もそのまま工作出来ます。チョッと見にくいかな!べーク板は1mmと5mmの張合 わせで、下側から1.4*3mmビスで固定しています。今はキャブの組立とボンネットとの接続用の治具を考えています。
相変わらず斉藤さんの治具造りは極みの世界を目指していますね(^^♪。でも、これは使えるアイデアだなあ・・・。(もりこー)



2009/03/25
森川様 こんにちは。小金井市・斉藤です。当地ではバカ陽気で、明日からの天気の戻りが思い遣られます。
 やっと主台枠組付け治具が完成しましたので写真を送ります。思いのほかナイロンボルトの押さえがしっかりしていて、スライドさせた押さえ板がぴったりしています。これで軸受を含めて、エンドビームがワンアクションで半田付け出来ます。(そんなことより、1回でも多くコテを握れ!)
斉藤さんが治具の権化さまに見えてきました(^^ゞ。ウチの組立工場用にも1個作ってもらおうかな(^O^)。 (もりこー)



2009/03/04
森川様 こんばんは。ラジエター・ボンネットの組立て治具が完成して写真のようになりました。
 ボールペンの先は道具箱にあった模型飛行機のプロペラバランサーの軸をカットしてプラ板に固定することにより、適度な圧力が掛かるように作りました。
 ラジエターの押さえ板は写真では分かりにくいですが長穴が空いていて、1.4mmビスを緩めて上下させることによりラジエターをボンネットにフィットさせることが出来ます。
 キット組立講座のピンセットの手が決まっていなくとも、常に垂直にセットすることが出来ます。後は半田付けに集中するだけです。
うおーっ!進化しましたねえ(^^♪。これならばジックリと落ち着いて工作が出来そうですね!ひょっとしたら斉藤さんは治具マニアかな(^^ゞ?(もりこー)



2008/09/26
森川様 こんばんは。5tXは製作途中ですがチョッとピンボケ写真をお見せします。
 クリップの所はL型金具をべーク板にビス止めします。給油口の取付穴にボールペンの先を入れてボンネットを固定するのですが、そのボールペンを如何に固定するかを考え中です。意外としっかり固定出来ます。一番の売りはボンネット後部から透かして見ることが出来ることです。でも治具を作るに当たり各部の治まり具合をみると、実に細部まで設計が行き届いているのが良く分り、改めてその造りに感心しています。一つ一つの部品が正確に設計されていなければ、いくら治具を使って組立てても正確には組上がらないものです。
 運材台車はまたまた進化していて、まるで何もしなくて組み上がるようです!多量に作る人には大助かりですね。岩崎後期の説明書の桜のシーンは昨年何処かで拝見しました!使えますね!!
斉藤さんは夏休みに遊びに来られた方で、ラジコン飛行機やラジコンレーシングなど多彩に趣味を謳歌されてこられた方。目が上がってこられたと嘆きながらも、ウチの5tDLに果敢に挑戦されています。世のナイスミドルの方々!目が上がってきたからと云って、大きなスケールに移行しようなんて思わないで、斉藤さんのようにHOにこだわるのも楽しいものですよ!(もりこー)