皆さんの工作台から

飯沼さんからのお便り

2014/04/16
今晩は 飯沼です。加藤47号機が仕上がりましたので 写真を送ってみました。組み立ては 基本的に素組です。
 ギヤーボックスの組み立ては失敗したのですが、今回送って頂いた部品で走るようになりました。
 塗装は車体に入る細いマルーンの帯は難しそうだったので、今回はこれでひとまず完成にしました。
 完成した加藤を見ると、やっぱりとてもカッコいいですね。(^^)
 自分は木曽物の中では一番カッコいいと思います。しかし、何故このようなスタイルになったのか調べてみても、思うような答えは見つかりませんでした。森川様 もしご存知でしたら 教えて下さい^o^
 ちなみに今年は助六の酒井が再生産との事ですが、今後この加藤や上松の凸型DLのようなカッコいい機関車たちもバージョンアップして再生産をして頂けると、皆さんも喜ぶのではないかと思います。^_^
 また何か組み立てたら写真を送ります。それでは失礼致します。
47号機は独特の雰囲気を持っていますよネ。ボクも好きです(^_-)-☆。
 加藤というとどうしても泥臭いイメージを持ってしまいますが(またそこがイイのですが)、それとも違うし、かといって酒井のようなスタイリッシュな感じでもない。不思議なスタイルです。
 これは上松にあった木曽森林鉄道自前の機工課でボディーを作ったと記録されていますが、ワンオフのものだけに、どんなデザインにしようが構わなかったようで、垂れ目の窓や鉄仮面を連想させるラジエターグリルなど、デザイナーのセンスが感じられます(^_-)。
 調べたら、加藤製47号機はUとして2009年2月に、凸型98&99号機もUとして2006年9月に再生産しています。
 特に凸型はそろそろ潮時かも知れませんネ。(もりこー)




2013/02/13
森川様 こんばんわ(^^)。先日のホジがとりあえず完成しました。私にとってホジは2両目になります。
 最初のホジはもう大分前になりますが、乗工社のホジが最初で、私の記憶によると床下機器はホワイトメタルで、台車はドロップだと記憶しています。今回ワーゲンさんのホジをワクワクしながら部品を見て行くと、床下や台車、しかもデッキまでロスト製になっており、久しぶりに感動的なキットだと思いました。当時、乗工社のホジのキットが8000円だった事を考えると、ワーゲンさんのホジはなかなかお買い得な内容だと思います。(^^)
 しかし、今回は結構組み立てに苦労しました。まず上回りは雨樋やヘッダー等の取り付けに苦労しました。(私にとってけっこう苦手な作業です(^^;;) )
 何とか取り付けは出来ましたが、仕上がりは今一な感じです。そして塗装もかなり手こずりました。特に黄色はかなり難しいですね(^^;; そんな感じで塗装の仕上がりも今一です。そして今回一番の難関は 動力周りで、動力側の集電ブラシのショート対策にかなり苦労しました。対策として角を丸めたりして見ましたが効果は今一で、色々考えた結果車輪に当たる部品を残して他の部品は全てマスキングテープで絶縁して見ました。するとショートは全く無くなり、大変スムーズに走行する事に成功しました。今回一番上手く行った部分です。(^^;;
 一時は久しぶりに静態保存機になってしまうような気がしていましたが、スムーズに走るようになった時にはホッとしました(^^ 。
 話しは少し変わりますが井笠と言えばコッペル等も有名ですが、ワーゲンさんでは今後もナロー蒸気をやる予定は無い感じでしょうか?是非いつか森川様のナロー蒸気を見てみたい物です(^^)。
 それではまた色々な企画を楽しみにしていますので、その時はまたよろしくお願いします。
メーカーにとって、このようなメールを頂くのはとても楽しみな事です。製品というのは、いわば嫁に出した娘のようなもので、嫁ぎ先でどのようにしているのか、とっても気になるものだからです。
 当社の製品を組み慣れている方々でしたら、勘所が判っておられるでしょうから、何となくやってしまうところも、最初のウチは手こずるかも知れません。しかし、これで結構自信がついたのではないですか?
 蒸機のハナシはよくお客様から頂きますが、残念ながら軽便の蒸機には興味がないんですよネ(^^ゞ。気動車が好きなもので・・・。
 以前、商売だからと余り好みでないものを製品化したことがありますが、お客様の評価はいざ知らず、自分で納得がいかず忸怩たる経験をした事があります。それからは、自分の好きなもの、カッコイイと感じたものだけを製品化しようと思ったものですから・・・。(もりこー)