皆さんの工作台から

樋谷さんからのお便り

2006/10/08
森川様 こんにちは 先日の軽便鉄道模型祭では、とても楽しませて頂きまして ありがとうございました。
 皆様方の模型を拝見させて頂き、熱い思い入れを感じるとともにその技術力の高さをあらためて知った次第です。
 私のサイトへも当日の写真を掲載させていただいておりますので、ご覧いただければと思います。
 話は変わりますが、“やまばと号客車”が完成いたしましたので、画像を添付いたします。ただ、もう少しブルーが強い方がよかったです。Mrカラーの323ライトブルーと329イエロー(ブルーエンジェルス)ですが、イエローの方は、ばっちりの色合いだと思います。サウンドデコーダーを搭載してみましたが、これ感動ものですねぇ。その模様は、こちらに掲載しております。
 それでは、また ご連絡させていただきます。
やまばとを始めとする客車(特にアーチバー台車を履いた客車)に、サウンドデコーダーを入れてる方は結構いらっしゃいますね。これもDCCのひとつの楽しみ方ですよね。(もりこー)






2006/07/12
森川様 いつもお世話になっております。八王子の樋谷です。
“木曽の有蓋小型貨車”の塗装を細工してみました。画像を添付いたします。工程をHPへ掲載しておりますので、ご覧いただければと思います。
早速HPも拝見してしまいました。真鍮のキットを使い、この質感!最高ですね。(もりこー)



2006/03/15
森川 様 こんにちは
 122号機の制作苦心談と言うよりは失敗談という感じですが記させていただきます。 写真も添付いたします。回想しつつ記しましたので順不同で箇条書きですがご了承ください。

キャブ前面と側面の繋ぎ目を半田で埋めてみましたが、なかなか上手くいかないですねぇ やはり半田付けは奥が深いです。
 1005サイズLEDが手に入らないので1608サイズLEDへニクロム線を半田付けしますが、それでも虫眼鏡が必須です(苦笑) 軽く引っ張ってみて取れなければOKですが補強と絶縁を兼ねてエポキシを塗りますが点け過ぎるとライトケースへ納まらなくなりますので極少量にします。点灯テストを頻繁に行いながら組立てます。ちなみにラジコンで使用しているリチウムイオン電池が1セル3.7vなので直結OKなので使用しています。携帯電話の電池も同じですが昨今ポリマー電池が主流になりつつあるので繊細に扱わないと危険です。ショート厳禁です。LEDは色によって電圧が違いますので注意してください。あえて記しますが事故事例もありますのでご自身の責任において行ってください! 電池は恐い物なのです(^^;

 ライトケースをドリル手もみでサラって、LEDの四角とレンズ部分を軽くヤスりますが、ちょっと遣りすぎるとLEDが壊れるんですよ(^^; でも遣らないとケースに納まらないんです(苦笑) 白色LEDなので微妙にクリヤオレンジを塗るのですが、その加減がまた微妙で・・・ その上にMrメタルカラーのクロームを塗り綿棒で磨くと未点灯の時の見栄えが良くなります。リムをはめて更にOHPシートをハトメ貫きで丸く貫いたものを貼ってからクリアを垂らして仕上げます。ちなみにOHPシートとは、ご存知かと思いますがプロジェクター用にプリントするための透明のシートのことです。これ優れ物でして熱や曲げにとても強く、ラジコン飛行機の動翼用ヒンジにも遣っているのですが、実は窓ガラスにも適した極薄でして微妙に曇っていて良い感じになるのです。
 ライトステーの取付穴のちょい上のところへ配線用の穴を開けたのですが、もうワンサイズ小さくてよかったようです。
 銘板は少しあつみが厚いような気がしましたので裏面をヤスって薄くしました。
 仕上げクリアの艶加減ですが難しいですねぇ 5tなどは完全艶消しの雰囲気が好きですが、本線用122号機は半艶が良いかと思いますがその加減が難しいですねぇ 今回も艶消し過ぎたので後から艶ありをボディーセンター付近へ吹いてごまかしましたが上面部はやはり艶消し過ぎという感じになってしまいました。
 今回の汚しは、部分的ウォシングと全体をパステルで行ってみました。画材屋で適当に選んだドライタイプのパステルをカッターで削って筆でパフパフやるだけです。お気づきかと思いますがスカ線クリームが茶色っぽくなってしまいました。ブレーキやレールやらの鉄粉が錆びてこびり付いた感じを出そうとしたのですが、パステルを使うのも初めてでして、またまた遣りすぎました(^^; 台車部分は上手くいったのですが・・・
 排気管などの錆は、色々と試して(おかげで76号機はサビだらけ)、今のところガンダムカラーのサビ色と艶消黒を適当に混ぜるとそれっぽくなるので今回もその手を使いました。マーカータイプのガンダムカラーは水性ですがあえて油性の黒を少々混ぜるとプチプチも表現できたりします。微妙さ加減が難しいのでついつい遣りすぎてしまいます。
 DCCデコーダーは運転席床下の本来ウエイトを置く所へ搭載してみました。全てのリード線はいったんモーター側へもって行きそこでデコーダーのライト用リード線+側へ定電流ダイオード、ライト用リード線−側2本それぞれへ整流ダイオードを介した後にニクロム線でキャブ天井のライトまで配線します。LED3ヶは直列にしていますのでニクロム線2本をキャブ内側ピラーへ這わせると殆んど目立たないです。運転席はウエイト代わりの運転手を乗せてキャブ内側へ両面テープと瞬着で固定しました。
*試しにトライするのが好きなので失敗が多いですが、それがまた次への意欲にもなります。
いやー。塗装は奥が深いですねえ。皆さんそれぞれに試行錯誤をされているようです。でも樋谷さんの仕上げも、なかなか素晴らしいじゃないですか。しかもLEDを組み込んでライト点灯にしてしまった!凄いです。さらに驚いたことに、滝越の印象的な建物(合宿所なんでしょうか?二階に出発信号機まであるアレです)まで作ってしまった。氏のHPを拝見すると、この建物はバルサ材を多用して作られたようですが、なかなかイイ雰囲気に仕上がっています。みんな、やってるな〜。(もりこー)



2005/11/18
森川様 こんにちは 樋谷と申します。このようにお便り致しますのは初めてです。
 76号機が完成しましたので、その報告を兼ねてご挨拶させて戴きます。私、実は本格的な鉄道模型を手にするのは初めてでして、キットをマジマジと観たのも初めてなので比較しようもないのですが、HP上で拝見した以上に実物を手にして、御社キットのその精巧さにおどろきと感動を得た次第です。無謀にも真鋳キット製作、更にライトLED化、アルモーター横置にチャレンジしまして、先人の方々のHPを参考にさせて頂き、見ようみまねで如何にか形にすることが出来ました。更に勢いに乗ってモジュールも製作し、洒落でパワーパックも作ってみました。洒落とはいえ これしか所持していないのでフル稼働です。(苦笑) DLの汚しは遣り過ぎました(^^;
 話が前後しますが、私は鉄道それ自体にはさほどの興味を持っていなかったのですが、木曽の森林鉄道の存在は以前から知っていました。と申しますのも私、渓流釣りを趣味としておりまして、王滝川周辺の渓流には何度となく足を運んでいました(その時点では既に廃線後だいぶ経っていました)。その際、無謀とも思える絶壁に貼り付くように設置された軌道跡を目にして、凄いなぁ〜って只々感心した次第です。瀬戸川の東股の奥へ釣り詰めたときの帰りは、途切れ途切れの軌道跡を渉って林道まで戻るのが常でした。
 そんなある日、ネットで何かしらの検索をしていた際に偶然に御社のHPにヒットしまして、いっぺんにその世界へ引き込まれてしまった次第です。(^^)
 日頃、私はこんな事をしています的なマイHPを開設しておりますので宜しければご観覧になってください。自己満足と自慢の世界が満載です。(苦笑)志向が違いますが、JR五能線や秋田縦貫鉄道の写真を少々載せています。秋田の早口川へは何度も行っていますが、林鉄が在ったのは知りませんでした。次回はその積もりで観てみます。未だ掲載しておりませんが、近いうちに鉄道模型の記事も載せようと思います。
 122号機は未着手ですが、完成しましたらまたご報告させて戴きます。それでは今後も何卒よろしくお願い申し上げます。
PS.偶然にもこの夏、私も四国へ初めて行って参りまして、森川様とはまた違った視点で四国を体感した次第です。HPへ掲載しています。
拝復 こちらこそ、はじめまして。とは云っても、ちゃんと会員さんですよね。
 いやいや、なかなかどうして、素晴らしい出来じゃないですか!ウェザリングもボクは好きです、こういったきつ目のも。
 そしてパイク。勢いに乗って、という出来ではありません。なかなかイイ感じが出ています。きっと、ここいら辺の感じは、渓流釣りで現場をよく観察しているからなんでしょうね。
 早速HPも拝見してしまいました。甲府盆地の夜景がありますよね。実はボクの大好きな光景なんです。東京に行って帰るのはいつも夜。 中央道のトンネルをいくつも抜けて、Sカーブを過ぎると、こんな光景が目に飛び込んできます。いつも思うのは、自分がピーターパンになって、ロンドンの街を飛んでいるような気分。大好きです。(もりこー)