今まで「助六の酒井製5tDL」には、Z用のデコーダーでも搭載が不可能でしたが、他の「キャブフォワード」などのDCC化が可能になってくると、当然「5tにも!」という欲望が湧いてくるものです。 また、「木曽モジュール倶楽部」の公開運転会でも、DCC化された5tDLが走り回る様を御覧になった方々から「自分の5tもあのようにしてみたいが、何とかなりませんか?」というお声が届いておりました。 そこで開発されたのがこの商品です。このキットの最大の売りは、完成した車体を傷めることなくDCC化できる、という点にあります。 コンバージョン可能な機種 *助六の酒井製5tDL総ての号機(但し、屋根が超低い76号機・106号機は除く) *やまばと号用DL(モーター取付用穴のピッチを0.5mm拡げる加工をする必要があります) 現在搭載されているモーターを外して、このキットを組み付ける。そしてデコーダー(TCS製M1:当社扱い\3200)をモーターの横に配置して配線をするだけでOKです(当社が以前扱っていたLENZ製LE0511の場合には、厚みが厚いので屋根裏にしか搭載できず、118号機以降の後期型でしか対応しません。やまばと号も同様です)。 但し、モーターがマシマ製になってからの「助六の酒井製5tDLV」以降に対応しておりますので、それ以前のキドモーターの場合には穴のピッチを0.5mm拡げる加工をする必要があります。 このキットには、6V仕様モーター(DCCのコントローラーで最大電圧を6Vに設定して下さい)・ロスト製モーター台・ウォームギヤー・モーター軸アダプター・M1.4x2mmビス2本が入っていて、価格は¥1440です。 同時発売の「木曽の酒井製モーターカーW」をDCC化するにも最適です。 追記:前後の妻板がロスト製なので少し不安があったのですが、 加藤製47号機にも車体無加工で装着できました。 |