簡易軌道シリーズ
別海&標茶の釧路製6tDL



「簡易軌道シリーズ」に新しいDLが投入されます!
 簡易軌道では道産子メーカーの車両が多く活躍しましたが、このDLも同様で、酒井や加藤といったメーカーとはひと味違う雰囲気を持っています。
 同時期に入線した機関車ですが、何故か両者には違いがあって、その微妙な違いを愛でるのもモデラーの楽しさ!(^^)!
 恐らくメーカー図面から察するに別海がオリジナルな姿だと思いますが、標茶では前の標識灯が2個増灯され、ヘッドライトの位置も変更されています。また細かい点ですが、ドアーハンドルの位置も異なっています。
 そんな道産子を貴方のミルクランドでも活躍させてみませんか?





模型製品について

*美しくエッチング処理をされた真鍮板をプレスしていき、適材適所に細密な
 ロストワックスを散りばめる、という当社流の作り方を踏襲していますので、
 手にしたときの重量感、持つ喜びを感じて頂けるものと思います。
*北海道のDLらしく、ボンネットのハッチが開いた状態というのは滅多に目にし
 ませんので、これを逆手に取って、ボンネットの中には大きなウェイトを積み
 ました。
*動輪には右図のような当社独自の3点支持式軸箱のものを使用しますので、大き
 なウェイトの効果と相まって、集電効果&牽引力は期待できます。
*製品は「別海」と「標茶」のどちらにでも出来る、というのではなく、2タイプ
 で発売されます。



トータルキット 各\25800
未塗装キット  各\51600
塗装済完成品  各\64500



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押の化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\822でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(簡易軌道用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

朝顔カプラー(簡易軌道用)\493(2個入)、朝顔カプラー用ピン\1600(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\493

塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-11 建設省グリーン」「MWC-17 ウェザリンググレー」と「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。
また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。

DZ126デコーダー\3700 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\5000UPとなります。



 

「別海&標茶の釧路製6tDL」の実物の写真です。
 いずれも当社刊「簡易軌道写真帖」からの転載で、別海町および標茶町所有の写真です。
 別海の方は釧路製作所から1964年に納入されて、まさにレールに下ろそうとしている場面で、ピッカピッカの状態です。
 この時点では「北海道開発局」のレタリングが入っています。
 標茶の方は逆に1971年のサヨナラ列車の場面で、後ろには釧路製自走客車も見えています。
 これらの釧路製6tDLは派手さには欠けますが、簡易軌道の情景には欠かせない存在で、加藤や酒井とは違った魅力を持っています。(2019.06.23)






試作を経て新規制作のロストワックス部品の量産品が出来上がってきました。ラジエター脇の小さな標識灯がチャームポイントです。(2019.07.03)




北海道取材旅行のお土産として、釧路市立博物館でオリジナルの缶バッジを買ってきましたので、この製品を御購入頂いた方総てに(塗装済完成品も含む)1個プレゼントさせて頂きます。
 6種類ありますが、どの缶バッジが行くかはお楽しみという事でお願い致します。(2019.07.21)



「別海&標茶の釧路製6tDL」キット組立講座



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