No.126・127・141
酒井製DLが天下の木曽森林鉄道にあって、玄人好みなロコ。それが協三です。今回製品化される3両4種は、いずれも北見営林局から転属してきたものでした。 模型製品について 木曽ファンをアッと言わせたキャブフォワード同様、インテリアを標準装備。窓から見える計器盤やハンドブレーキ等は、なかなかイイものです。 マシマ製カンモーターを搭載し、パワフルな走りを実現。台枠を始めとして適材適所にロストを使いつつ(何と軸受には協三製を示す○に協の浮き彫り文字まで再現)、プレス工法にこだわった造りは、きっと御満足頂けるものと信じております。 また、今回動輪が御好評の可動軸方式にレベルアップされて、3点支持になる事により集電効果が上がったほか、その集電方法も動輪の上を擦るやり方から、動輪の裏側を擦る方法に変更されましたので、より安定した走行をお楽しみ頂けるものと思います。 126号機(初期型) 126号機の初期は洒落た塗り分けが魅力的です。主に小川線で使用されて、通常の運材列車牽引のほか、同線のスクール列車「こまどり号」などの牽引にあたっていました。126号機のカプラーは二段なのと、前の標差の位置が他号機よりも低いのが特徴です。 126号機(晩年型) 127号機と同様にキャブ前後の窓がHゴム化改造され、かなり印象が変わりました。それと共に塗装も大きく変更され、ボンネット上からラジエターグリルの金太郎に至る部分がライトグレーに塗られていました。また、前照灯も変更されて屋根上に前2灯・後1灯となりました。 127号機 Hゴム化改造された姿を模型化しました。126号機の晩年の姿とよく似ていますが、カプラーは三段になり、ヘッドライトケースはクリーム色です。また床下排気のため排気管がボンネット上に無いのも目を惹きます。 141号機(木曽森林鉄道最終ナンバー機) 最後までHゴム化改造されなかった141号機ですが、ヘッドライトがラジエターグリル上に立ち、しかも晩年では何故かマルーン+クリーム色ではなく、客車レッド+クリーム色に彩られていました。また、外観図には見えていませんが、前部ヘッドライトケースの色が変わっていて、左は黒、右はライトグレーという、まさに異色を放っていました。 *トータルキット 各\24480 *未塗装キット 各¥48960 *塗装済完成品 各¥61200(但し126号機のみは¥62228) 今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。 (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。 また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\822でお分け致します) 製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(木曽用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。 朝顔カプラー(木曽用)\493(2個入)、朝顔カプラー用ピン\462(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\493 塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-03 上運営林署DL用クリーム」「MWC-04 上運営林署DL用マルーン」「MWC-05 上運営林署DL用グレー」「MWC-06 木曽の客車用レッド」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ウェザリンググレー」と「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。 車体標記ナンバーは「アルプスモデル製木曽森林インレタA(\864)」を、サボは「アルプスモデル製木曽森林サボ(\540)」をお求め下さい。 また、この製品にも適合する「くりしま人形Aセット」(製品は未塗装状態です)も御用意できますので、併せて御予約ください。 未塗装状態(各1体入り)\864、塗装済完成品(各1体入り)\1728 DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ125デコーダー」を一緒にお求め下さい。 また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。 DZ125デコーダー\3500 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\4800UPとなります。 *総て完売になりました。 |