「地方私鉄大好き」のページ

「銚子のデハ301」を見る


2000年夏に発売した「銚子のデハ301」は、もと鶴見臨港鉄道(現JR鶴見線の一部)の電車です。「つるりん」の電車についての記事は、安曇野通信Vol.68〜72で連載したのも記憶に新しいところ。仲間は上毛・山形・静岡・上田・北恵那に散り、各鉄道で活躍していましたが、残念ながら現存するのは、この銚子のみとなってしまいました。
  僕が取材に銚子電鉄を訪れたのは二回。一回目は「とれいん」に在籍していた頃の1986.5.17、「街を創る」という記事関連で訪問、二回目は独立してからの1994.6に「デキ3」の資料集めで訪問。一回目の時は旧西武色でビューゲル付だったものが、二回目の時には赤+黒でパンタ付になっていました。
  銚子電鉄の方にお伺いしたところ、過渡期にはパンタで旧色だった時代もあったとか。様変わりしても、元気で残っているというのは有り難いことです。



@ABCコンプレッサー側を順に見ていきます。窓はサッシに替えられて、近代的な感じになりました。屋根上もベンチレーターが撤去されてしまい、ノッペラボウに。換気はどうするのでしょうか?



DEFGエアータンク側を順に見ていきます。なんともスッキリとした床下機器です。貫通管が無いので、エアーホースもありません。


HI銚子名物「澪つくし号」を牽くデハ301。何だか遊園地の電車みたい。やっぱり旧色の方がイイですね。


Jこの面構えが「つるりん」の証しです。
どうです!塗装は新しくなっても渋い表情でしょう。