Chapter.4「レイアウトパネルとコンクリート製擁壁を作る」の巻

 

 

宿舎も3次元の形になって大きさの感じも手に取って掴めるようになったので、レイアウトボードの材料を買いに行き、ある程度まで組み上げておきました。
 素材はいつもと同じ4mm厚ベニヤ板と60x10mmの角材をホームセンターで指定の大きさ長さに切って貰いました。
 帰ってからまず台枠を箱状に組み上げてその上に0m地帯になる板を重ねて置き、そこに線路と建物を置いておおよその位置を決定。
 それに従って0m地帯の板を引き回しノコで切りました。つまり、いま箱状になってる部分はウグイ川の川底になる訳です。

 

 

「擁壁」の高さは宿舎を置いてみて110mmとして、3mm厚と5mm厚のバルサ板で写真のように組み立て。
 両脇の0m地帯と接する部分は少し長めに作っておき、レイアウトボードに充ててみてカット。
 そして、宿舎と詰所を置いてみて感じを掴んだのですが、線路の位置は若干の修正が必要のようです。
 ところで、木曽モジュール倶楽部でのボクのハンドルネームはジミー黒渕(^^♪。
 これは最初に作ったモジュールが「黒渕ジャンクション」だったことに由来するのですが、同クラブが立ち上げた軽便祭も今年は20周年。
 その年に期せずして同じ情景を作りたくなったのは、何か縁を感じます。

 

コンクリートの擁壁に石膏を塗って塗装。
 石膏の乾燥は早いので、もう塗れるような状態になっていましたので、薄く溶いたライトグレーで何度も塗装。

 

 

これが乾いたら、今度は生えた苔を表現するべく、フラットグリーンを薄く溶いたものでニュアアンスを付けていきました。
 特に内側のコーナーには入念に濃く。
 これは放ったらかしになってるウチのベランダの苔を参考にしつつ(*^^)v。
 ここで線路の敷設をしておきました。
 予定よりも20mmほど奥にずらしたので、助六に至る本線が奥へ行ってしまい、山のスペースが減ってしまいました。
 これ以上は擁壁にすることはないので、レイアウトベースに接着しておきました。