Chapter.2「詰所の製作から」の巻-2

 

 

物干し台の制作です。
 まず、木枠を1.5mm角材で作り、支柱は図面に描いた屋根の傾斜角に合わせて下側を斜めに落としたものを接着。
 その上に2mm幅に切ったSTウッドを貼っていきます。
 更に支柱の延長線上に柱を接着してから、欄干やその支え棒は1mm角材で、一番上の補強材は1mm角材を半分に削いだものを接着しました。
 また、階段の踊り場部分の柱もこの段階でつけておき、母屋への支えも付けておきます。
 だいぶ完成した時の姿が見えてきて嬉しい瞬間ですが、次は階段を作ります(^^♪。

 

組み上げた物干し台の現物を地面から踊り場までの高さと左右寸法を測り、階段の左右の板の幅を2mmとして図面に描いていきます。
 この上に2mm幅に切った0.5mm厚のハードバルサを置いてカット。それにやはり0.5mm厚のハードバルサを2.5mmx9mmに切った踏板を接着。
 これが充分に乾いたことを確認したら、反対側の板を貼り、上の部分を踊り場に接着しました。
 これらの作業時には物干し台がしっかりと屋根に固定して高さが確保されるようにペーパーウェイトを置いて浮かないようにしておきました。
 このままでは危ないですから、欄干を1mm角材を半分に削いだもので作り、階段に接着。
 これで総ての木工作業が完了しました(^^♪。
 最後にΦ0.3真鍮線をV字型に曲げたものを黒染めしておき、上部の補強板に接着して、固まったのを見計らって高さを揃えました。

 

次はこの物干し台全体を薄く溶いたフラットブラックをひたすら何度も何度も塗ります(^O^)。
 前夜のうちに物干し台は塗り上げておき、支柱を屋根と母屋に接着しておいたので、朝起きて見てみたら完全に固着していました(^^♪。
 コンクリートの土台は2mm厚のバルサ板を現物合わせで切り抜いてライトグレーに塗ってから母屋に接着します。
 これで階段の部分もシッカリとしました(^_-)。

 

さて、ここからが楽しい部分です(^^♪。
 物干し竿はφ0.3真鍮線をライトブルーに塗っておき、洗濯物をコピー用紙から切り出します。
 シーツの大きさはネットで、バスタオルやタオル、Tシャツの大きさはウチにあるものを巻尺で測って1/87に計算。
 これを2つ折りにしたコピー用紙に描いていきカッターで切り抜き。
 竿に瞬間接着剤で止めてからテキトーにシワを作って風に揺れる感じにしておきます。
 物干し台の画竜点睛としてオバチャンを立たせました。
 21年前にこの詰所を作ったときには「若妻」を立たせたのですが、21年の年月が経って「オバチャン」になりましたが、まだ田島の集落からモーターカーに乗って賄いや洗濯をしに通っています(^^♪。

 

 

最後に扉の上には電球を、反対側には暖房用の煙突を付けておきました。
 階段の下には洗濯機と流し台を置く予定なのですが、これはエコーモデルに注文をしたので、届くまでペンディング。
 ということは、とりあえず出来上がっちゃった訳で、まだお盆休みは始まったばかり(^O^)。

 

エコーモデルに頼んでおいた手回し式洗濯機が到着。早速、階段の下に流し台と共に置いてやりました(^_-)。