「ようやく完成間近」の巻


1月25〜27日
撮りだめた写真を整理しながら、せっせと原稿書きです。写真を見ながら「ここはどうだっけ?」なんて思い出しながら(^^ゞ。
 27日は自動車免許更新のため塩尻のセンターへ。2時間もの講習を受けさせられて(何故だかは敢えて書きませんが)帰宅したのは夕方。夕食後も前日に引き続いて原稿書きです・・・。

1月28〜29日
何とか今月中にはケリをつけたいと思っていたのですが、ここまで来るとようやく目途がたった感じです。この二日間は月末の帳簿作業と並行しながら作業を進めていきました(^O^)。
 田圃に流し込んだデブコンを触ってみると、まだ少しベタつく感じ。気を付けてはいましたが、ホコリもチョイチョイと乗って固着しちゃってます。まあ、田植えをすれば目立たなくなるでしょう(^^♪。
 その田植えですが、このデブコンが完全に硬化してからでないと、ドリルで穴を開けてそこに草を植えていく作業が出来ないので、恐らく硬化するであろう半月先までお預けです。
 つまりこれは二期工事と諦めて、29日を作業完了の日としました。写真を御覧のように、田圃に流し込んだデブコンが草の間に浸透してきて、畦道の草が艶つやになってしまいましたネ(^^ゞ。これも田圃が乾いたら修正してやりましょう。

 

一期工事の仕上げは路地と線路との境の柵を作ることです。材料は例によってバルサ。柱は1.5mm厚のものを、板は0.5mm厚のものを使いましたが、工作の方法は同じです。
 適当な長さにカットしたバルサの両端に1.5mmピッチで印を付けていき、長さ方向にも15mmピッチで(5mm埋め込んで10mm地上に出すつもりです。板の方は21mmピッチで)印を付けておきます。
 そのあと例のフラットブラックを染み込ませるように両面を塗っていき、両端部分を除いてカッターで切れ目を入れていきます。
 ただ、これはあとの反省点なのですが、カッターで切れ目を入れてから塗った方が、切断面も塗れて良かったですネ(^^ゞ。ボクは後の祭り状態だったので、切れ目を入れてからまた塗りましたが・・・。

 

次にこれを長さ方向にカットしていきます。バルサという素材はスポンジみたいに弾力性があるので、乾いたなと思っても中の方まで充分に乾いていない場合がありますから、ストーブの前で強制乾燥させました。
 何だか一杯作っちゃいましたが、当分作らなくてもイイでしょう(^^ゞ。

 

地面に21mmピッチでφ1.5mmのドリルで穴を開けてから、爪で引っ掻いて角を落とした柱を木工用瞬間接着剤で植えていきます。バルサというのは柔らかい素材なので、このように加工するのも容易で使い勝手の良い素材です。これがヒノキ角材などですと結構大変で、かといって素の状態のままですと、くたびれた感じがでないので最悪ですからネ(^O^)。
 全部の柱を植えてから今度は板を止めていきます。板の長さを21mmにしたので、ちょうど21mmピッチで良いはずです。この板もわざと指で折ったりしてみるのも良いでしょう。折れ目が結構実感的になるのもバルサの良いところですから(^^♪。

 

左が21mmピッチのままの状態。これだと何だか牧場の柵みたいで雰囲気が違いますよネ(^^ゞ。ですから当然、右のように間に1本柱を植えてやります。これで「らしく」なりました!

 

地面に固定してから最後の仕上げとして、またもやフラットブラックを塗ります。塗ったときには「チョット濃いかな?」と思っても、乾燥すれば白けてきますので御安心を。

1月30日
軽便モジュール倶楽部の矢島クンが陣中見舞いに来られ、3週間の間の進捗状況に目を見張っておられたのですが、ひとこと。
「木が1本も無いですね・・・。」
グサッときました!言われてみれば確かに無い!すっかり忘れていました(^^ゞ。
 木曽のモジュールだったらヒノキの事は頭から離れないのですが、今回は田園風景のモジュールなので、田圃のことばかり考えていたからでしょうか・・・。
 やはり駅前には1本、記念樹を植えたいネ、ということになり、これは二期工事ということで考えることにしました。



さてさて、1月6日から製作開始したこの「北川駅のモジュール」ですが、ようやく24日間でとりあえず完成させることが出来ました!
 あとは御覧のように田植え作業が残っていますが(農作業のオバサンが待ち構えています(^^ゞ)、これは冒頭にも書いたように田圃のデブコンの乾燥待ち状態。
 実は人形製作の名人・栗島クンに「カカシ」を作ってくれるようにお願いしてあるんです(^O^)。
 田植えが済んで、最後の最後に画竜点睛を入れるときに、このカカシを立たせたいと、その時を楽しみにしています(^^♪。
 (これで連載はオシマイのような感じですが、実はまだ続きます(@_@;)