もりこーの木曽路日記

特別寄稿 山下さんのアルバムから−5
三岳村立小中学校のNo.98と、もと理髪車のC型客車No.5

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木曽森林鉄道の廃止後、様々な施設に車輛は分散して保存されましたが、ここもそのひとつです。No.98は2輌あった凸型8tDLのうちの1輌で、上松構内での入換作業に便利なように、各種の改造がなされていました。
 キャブ上方コーナー部分に入換灯が装備され、ボンネットにはバックミラーも追加されました。ここでの保存状態は必ずしも良いとは言えないので破損が激しいですが、形跡は見てとれます(バックミラーは根元の部分しか残っていませんが)。
 C型客車No.5は、以前ご紹介したようにかつては理髪車として活躍したもので、晩年は一般的な客車として使用されていました。なお、これらの車輛の塗色はオリジナルとは異なります。