4月28日に続いて、またもや蜜澤さんと保存機を訪ねる「旅」に出掛けてしまいました。旅とは言っても、ウチからクルマで30分の距離。二人とも何度も見に行っている場所なのですが、御一緒するのは今回が初めて。蜜澤さんが巻尺を充て、僕がノートにメモる。そんな息の合った作業でした。なお、表記はNo.113ですが、本当はNo.133で色もオリジナルではありません。 最大の関心事は「乗工社のDBTはスケール通りなのだろうか?」という事でした。その為にいつもは持参しない電卓まで持ち込んでしまいました。ある程度測っては電卓を叩き、模型を測る。結論としては「なかなかスケールに忠実な良いモデルだ」ということでした。 ただ、僕だったらこうするナ、という点はいくつかありました。 上まわりならば、@窓枠を別貼りにしてHゴムの表現だけではなくする。Aフュエルキャップを付ける(燃料を入れられないと走れません)。Bラジエターキャップに蝶バネを表現する。Cキャブ内への空気孔やラジエターグリルの奥行きを表現する。D簡単なキャブインテリアを装備する。Eタイフォンやテスリを装備する。 下まわりならば、@台枠はプレスのベースにロストの軸受などを貼って、ディテール豊かにする。Aエアーホースを装備させる。くらいでしょうか。 蜜澤さんとの「採寸の旅」。次のターゲットは何処にしましょうか?それにしても、帰りの車中で蜜澤さんの呟いた「スケール通りだったんで、逆に製品化は遠退きましたネ」という言葉が印象的でした。 いつもの通り採寸の始まり。でもこれはヤラセ。キャブ内への空気孔は奥行きがあります。 湘南フェイスたるこの鼻っ面。丸っこい窓枠があるこの表情。 ボンネットの上は割りと殺風景。2本出た角はフュエルキャップ。高低2タイプあります。 ラジエターグリルも奥行きがあります。タイフォンは2連でカタツムリ型。 広々としたキャブ内。手ブレーキホイールは横向きと後ろ向きとがあります。 |