もりこーの木曽路日記

平成17年6月8日

「大町の133号機が池田町に移転した」の巻


何気なく読んでいた新聞「市民タイムス」の6月8日版に「おやき村に森林鉄道」の見出しが目に飛び込んで来ました。場所はウチからクルマで15分もあれば行けるところ。早速取材に出掛けてきました。


 

場所は北安曇郡池田町会染滝沢の「おやき村」というお店。「おやき」とは日本版中華饅頭(何か変な表現ですが)のようなもので、中身は野沢菜だったり他の野菜だったりする、信州ではスタンダードなお菓子です。ここの駐車場に、大町温泉郷に保存されていた酒井製C4(No.133)が移転されて展示されました。
 ちょうど訪れた時には、「ボランティアでやってます」という方がB型客車の塗装を剥がしており、C4の方はひと通り上まわりの塗装を剥がして、錆止め塗料を塗り終わったところでした。

 

残念ながら社長さんは不在で(建設会社も兼業されているそうで、移転に際してのクレーンなどは自前でOKだったそうです)、ボランティアの方と店番をしていた奥様と話をしたのですが、客車は子供の遊び場にでもという意味あいから可愛らしい色に塗りたいそうですが、C4の方はオリジナルにこだわりたいそうな。大町に展示されていた時には車番も何故かNo.113だったし、オリジナルとは違う変な色でしたから、是非今回は正規の色で塗って欲しいと提言させて頂きました。
 今度は現役当時の写真を持参して、期を改めて社長さんにお会いする約束をして帰ってきましたが、今後も注目していきたいと思います。