もりこーの木曽路日記

平成14年6月23日ー採寸の旅

Chapter.1 倉本のモーターカーを訪ねるの巻−1



ここに保存されているのは、富士重工業製のNo.74。昭和40年6月にNo.75と共に東京営林局千頭署から来た小型モーターカーです。No.75との違いは、ドアー間の窓の大きさ、ワイパーの数くらいで、同形車と言っても良いでしょう。現役当時の写真は、No.74が巻本さんのアルバムで、No.75が平田さんのアルバムで見る事ができます。
  個人所有の車両ですから、持ち主のお宅にまずはお邪魔して、今回訪問の主旨をお話ししたところ、ちょうど前日に草刈をしたばかりとの事。一応僕等も草刈用のカマと軍手を持参してきたのですが、現地に行ってみたら綺麗になっていたのにはビックリ。コイツア幸先いい。


撮影の邪魔になる下草を刈る蜜澤隊員。かなり抜けていますが、窓は塩ビ板製でした。


あんなとこ、こんなとこを手際よく計っていきます。


前後のカプラーはバンパーも兼ねたものです。


動輪径はΦ300.岩崎小型よりも少し大きめです。軸受のスタイルがユニーク。


屋根上にはバックライト(No.75は無かった)。バックスタイルが印象的です。