「ハイランドしらびそ」はその名の通り標高1900mを超える位置にあります。道端にはまだ雪が残り、クルマを降りたら息が白い!Yシャツにトレーナー姿の僕は、思わず凍えてしまいました。でも仕事、仕事。かじかむ手に息を吹きかけながら撮影、そして計測作業をこなしていきました。 ここには"木曽の79号機"(のちに遠山森林鉄道に転属)とB型客車、そしてお決まりの運材台車が保存されています。 いわゆる前期型のキャブ高で整った姿。色はノンオリジナル。 それでいながら中央の窓は1枚のHゴム支持なのが特徴。 屋根板は3ピースになっているタイプ。後窓枠は上部にずらされている。 前部のカプラー中央部は故意かどうかは判らないが欠けている。運転台の風景。 いわゆる後期型の台枠でありながら、中央部にSKWのマークが無い。 いわゆる助六タイプの板の張り方。剥がれた塗料の下からは遠山時代の色が。 前後でドアーの形状が違っている。いつ取り替えたのだろうか。 板バネ軸受のいわゆる日本農林機械タイプの運材台車。 山下さんに手伝ってもらって採寸の真っ最中。 |