沼尻鉄道 川桁駅 レイアウト製作記


今はもうすっかり幽霊会員となっていますが、以前「軽便モジュール倶楽部」で沼尻鉄道のモジュールレイアウトを作ろうということになり、ボクは「会津下館駅」を作った事があります。
 そのモジュールの上で沼尻鉄道の製品の見本撮影をしたものでしたが、このモジュールの規格というのは930x210mmという細長くて小さなものだったので、撮影しようにもアングルが限られ、場合によっては「井笠鉄道北川駅」のレイアウトを借用したりして苦労したものでした。

約10年ぶりに「沼尻シリーズ」を再開しようと思っている事でもあり、ならば自由なサイズでレイアウトを作ってみようと思い立った訳です(^_-)-☆。
 折しも新型コロナウィルスによる外出自粛要請がでている最中で、ゴールデンウィーク中の外出も儘ならないような状況下、災い転じてレイアウト作り、という事にしました(^^♪。

はてさて、それでは沼尻鉄道のどの風景を模型化するか?という事なのですが、製品見本撮影の為という大目的がありますから、様々な角度から変化に富んだ撮影が出来ないとならない訳で、そうなると途中駅では役不足になってしまい、沼尻駅か川桁駅のどちらかにしようと絞り込みました。

沼尻駅は列車の方向転換のためのデルタ線が構内にあるのが特徴で、かなり魅力的な存在。
 一方、川桁駅は国鉄との連絡もある始発駅ですから、硫黄の積替え場があったり、各種機関庫などがあり賑やかな構内です。
 色々と検討した結果、デルタ線を模型化するには保管場所の関係からレイアウトの大きさ(1100x500mm)では無理、という結論に達し、川桁駅を作る事にしました。
 線路数も多くて、車両の展示場所としても有効だというのも高得点ですし(^O^)。

昨年1月に作った立山砂防のレイアウトは山岳レイウアトでしたから建物は一切作らなかったのですが、今回はどう考えても6棟は作らなければならず、建物を作るのは尾小屋駅のレイアウト以来となります。
 フラットトップの情景になりますから、工作が楽な分だけ、建物によって変化を付けなければつまらないものになってしまうので、或る意味難しい題材とも云えます。

立山砂防のレイアウトは5週間、尾小屋駅のは6週間で完成したのですが、はてさてこのレイアウトは何週間で完成するでしょうか(^O^)。



Chapter.22「大団円」の巻

Chapter.21「これでいよいよ完成です」の巻

Chapter.20「記念樹を作る」の巻

Chapter.19「草を撒く」の巻

Chapter.18「地面の仕上げと小物の用意を」の巻

Chapter.17「ベルトコンベアとブルーシートの製作」の巻

Chapter.16「路面を仕上げて土を撒いていきます」の巻

Chapter.15「いよいよバラストを撒いていきます」の巻

Chapter.14「計重台とターンテーブルの製作」の巻

Chapter.13「保線詰所の製作」の巻

Chapter.12「農業倉庫の製作-2」の巻

Chapter.11「農業倉庫の製作-1」の巻

Chapter.10「ダルマさん倉庫の製作」の巻

Chapter.9「単線機関庫の製作」の巻

Chapter.8「油庫・詰所の製作」の巻

Chapter.7「細長い機関庫の製作-2」の巻

Chapter.6「細長い機関庫の製作-1」の巻

Chapter.5「積み換え小屋の製作-2」の巻

Chapter.4「積み換え小屋の製作-1」の巻

Chapter.3「駅舎の製作-2」の巻

Chapter.2「駅舎の製作-1」の巻

Chapter.1「まずはイメージ作り、そして台枠作りから」の巻