よもやま話

2020/01/22 屋久島の北陸製モーターカー

「足尾のフォード」の見本を作るには幹となる部分がないため進まず、いわゆる端境期になってしまったので、ふと思いついて「屋久島の北陸製モーターカー」の資料を集めてみました。
 大雑把に云うとこの島には営林署の車両と電工会社の車両が混在していて、それぞれにモーターカーを所有しています。
 大昔はともかくとして、いずれも北陸製の規格型でありながら、やはり少しずつ立山砂防のものとはディテールが違うのが面白いところです。
 ラジエターも立山より若干大き目で南国を感じさせますが、営林署のものは側面の扉が引き戸ではなく開き戸だったりして、なかなか興味深いものがあります。
 実際に製品化するしないはともかく、手の内の中に加えるべく、もう少し調べてみようと思っています。


2020/01/19 J.W.ヒギンス氏の写真集

 

 

 

 

 

J.W.ヒギンス氏がコダクロームで撮影した、資料的にも大変貴重な写真を収めた大判の写真集が今日届きました。
 昭和30年代のものは数冊持っており、浜中や鶴居の車両たちがどのような色に塗られていたのか、変色のないコダクロームの写真で大変参考になったのですが、まさか昭和40年代のものが出版されているとは知りませんでした。
 或るお得意様から、この中に掲載されている問寒別の写真を送って頂き、ようやくこの本の存在を知った次第で、誠に面目ないハナシです(^O^)。
 当社の製品に関係するものだけを拾い出しても、問寒別・歌登・頸城・尾小屋のカラー写真が多く、中でも北海道の2線はとても貴重な資料になりました。
 当社で製品化した問寒別の泰和製5t凸型DLは排気管が無くなってからの姿で、同じくロータリー式除雪車も写っています。
 この本はお勧めですから、是非探してお求めになると良いでしょう。
 こういう新発見の写真を見せられると、つい製品化に拍車が掛かるんですよネ〜(^^♪。


2020/01/12 長野電鉄屋代線 再訪

 

今年最初の「よもやま話」です。今年も宜しくお願い致します。

この冬は異常なほどの暖冬で、県内のスキー場では神主を呼んで雪乞いをしてみたりしていますが、かなり絶望的なようで、近年のスキー離れも手伝ってそのまま閉鎖してしまう処もあるほどです。
 スキー場が振るわないと、その周りの宿泊施設も痛手な訳で、やはり「平年通り」というのが一番望ましいのですが、こちらとしては雪掻きもしなくて済むので、楽には楽です。
 そんな中で越年を信州高山村でしようと年末に出掛けた訳で、その道すがら長野電鉄屋代線の廃止跡を訪ね、その模様の一片はトップページで書かせて頂きました。
 この線は2012年4月1日に廃止されましたから、もう8年近くも経っています。
 旧信越本線(現しなの鉄道)屋代駅から松代駅を経て須坂駅までの24.4kmで営業していましたが、かつては上野駅から165系による急行「志賀」も湯田中まで直通運行され、ボクも大学の合宿時などで利用したものでした。
 今回は綿内駅と信濃川田駅に立ち寄ってみましたが、時刻表や運賃表は当時のままで、廃止時には何と19往復も運行されていた事に改めて驚かされました。
 廃止された路線と云えば一日数往復というのがザラで、このように地域に貢献していたのに何故?という寂しさも感じましたが、恐らく朝夕を除いては空気を運んでいるような状況だったのでしょう。
 ただ、駅舎は代替バスの待合所として活用されていて、そのまま有効活用されていたのが嬉しく、せめてもの救いになりました。