Chapter.1「久しぶりに燃えてきたゾ!」の巻



これが今回のレイアウトプランです。大きさは1200x600mmで、御覧のように角を落としたスタイルです。右半分をどん詰まりの停車場の雰囲気に、左半分をそこから続く作業軌道の雰囲気です。
 どうしても組み込みたかったエンドレスは、1200x600mm全体に持ってくるのではなく(その方法もさんざん考えたのですが)、結局左半分に納めるかたちとしたので、最小半径は150mmとなってしまいましたが、ここにやまばと号を走らせるわけではないので、これはこれで良しとしました。
 ここで「何で角を落としたプランとしたのか?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。1200x600mmというスペースが確保できるのに、と。その理由はただひとつ。緊迫感を持ったものにしたかったからです。例えばこの線路配置のまま右上の部分にスペースを足したとしましょう。そうすれば営林事務所や商店に続く家並みや裏山を展開できるでしょう。しかし、現在のボクの力では、それらをまとめるのはとても無理で、もしそうした場合には手抜きにもなりかねないと判断したんです。
 中央手前の部分にしても、貯木池をもう少し広くとることも可能だったでしょうし、左半分の線路配置も変えられたかも知れません。しかし、これも同じ理由によるもので、とにかくタイトにまとめたかったからに他なりません。



 レイアウトボードは右半分が当社の製品軽便モジュール倶楽部用コーナーパネルです。左半分はこのパネルを作ってくれた木工場で、角を落としていないものを特注で作らせたものです。
 使用するレイルはPECO製。運転第一に考えてPECOを選びました。本音を云えばもう少し小さなポイントがあると良いのですがね。

 さて、これで作業に入りますが、皆さんと同じように本業があっての作業。遅々として進まないかも知れませんが、進展があり次第UPしますので、お楽しみに!