Chapter.5「水辺の制作」の巻

5月8日

 

さて、最後に残ったのは水抜きパイプから湧き出した清流の仕上げ。
この情景を入れることにより全体に対するアクセントになり、艶の無い情景の中に唯一の光沢のあるポイントになりますので、是非とも取り入れたかったものです。
最初に清流の底となる部分に細かい砂を撒いて木工ボンドの水溶液で固定しておきました。
次に「マーティン・ウェルバーグ」の雑草を小さく千切って水辺に接着しておきます。

 

さらに運材台車用材木の試作品があったので、それを1本使って土砂崩れで落ちてきた木が朽ちてきた感じにしてみました。
フラットグリーンを塗って少し苔むした感じにもしておきました。
これが固着したら、いよいよ水の流し込みですが、使う素材はいつもながらのメンバーです(^_-)。

 

まずレジンを注意深く流し込んでいきます。
このままでは水溜りになってしまいますので、いつものように熱帯魚の水槽用フィルターを小さく千切ってレジンの中に浸し、ニュアンスを付けながらザワザワした感じにしていきます。

 

更にレジンを適宜追加しながらフィルターが具合よく水面にあまり出ないようにしていきます。
ここで放置プレイかな?と思ったのですが、水抜きパイプから出てくる水はフィルターを使い、しかもフィルターの上にレジンをまぶして光らせなきゃ、ということに気付きました(^O^)。
そこで、使い残しのレジンがまだ固まらないうちに作業をしておいた方が良い、ということになり、放置プレイは一旦中止(^^ゞ。
フィルターを少しだけ千切ってパイプに瞬間接着剤で固定してから、爪楊枝の先にレジンを塗ったものを擦り付けていきました。

これで一応完成ですが、レジンの流れ止めのガムテープを剥がしたら化粧板を貼る型紙を作って木工屋さんに頼みにいきましょう(^^♪。

5月5日の午前中にこの制作を思い付き、一日の仕事日を挟んでここまで丸3日間。
310X210mmという小さなものですから、まあ、こんなものでしょう(^O^)。