Chapter.2「地面の仕上げまで」の巻

5月6日

 

流石にこの季節ですから乾きにくいスタイロフォームに塗った木工ボンドも固まったようなので、木工職人から彫刻家になります(^O^)。
おおよその完成した姿を頭に描きながら大きなカッターでザックザックと無慈悲に彫っていきます。
向かって左側は石積みにするつもりで、その水抜きパイプから流れ出した水が微かな水流になるようなイメージです。
大まかに削ったらプラスタークロスでコーティング。

 

例によって大きめのと小さめのに切っておき、水に浸しながら天ぷらのように貼り付けていきます。
3重ぐらいに貼り重ねてから、半乾きのうちに石膏を茶こしで振り掛けて、プラスタークロスの布目が消えるぐらいに仕上げます。
こうすることにより布目が消えると共に面が粗になり、このあとで塗った時に変に光沢になったりしません。

 

ランチをして帰ったら、すっかりプラスターも固まっていたので着色作業に入りました。
このように「ここまでやっておけば、その乾燥時間にあれが出来るな」と考えるのも製作時間の短縮にもなります(^O^)。
フラットアースに僅かなフラットブラックを混ぜた溶液をひたすら染めるように塗っていきます。
次にこれだけでは単調になってしまうので、土の地肌が出ているようにデザートイエローの溶液を塗っていきます。

 

下草撒きです。
平面の部分は木工ボンドの水溶液を筆で塗りながら、傾斜地は原液を地面に指先で塗り付けてターフを撒いていきます。
この段階ではひたすらターフを撒いていくわけで、せいぜいどこまで撒くかという事しか考えていません(^O^)。
さて、ここまでやったら石積みを用意しないとなりませんから、その制作に入ります(^^♪。