Chapter.1「まずはイメージ作り、そして台枠作りから」の巻

 

まずはその線路配置を本で確認。櫛状のプラットホームが3面あり、端っこのプラットホームは片面しか使っていないようです。
 なので、あっさりとホームは2面にしてみました。
 ネットで様々な方がUPされている写真を出来る限り集めて、この駅の雰囲気というか、造りというか、そんなものを頭の中に畳み込みました。
 駅舎は和洋折衷のような当時のモダンな雰囲気で、これがひとつのポイントになりそうです。
 あとは線路敷はバラストが土に埋もれたような感じですので、それも重要なポイントだと思いました。

 

そこで600x300mmの中にこの情景をどうやって収めるか、ということなのですが、今回は直球勝負というか、わざと線路を斜めに配置したりせず、実に単純に4本の線路を真っ直ぐ敷くことに決定。
 特徴のある駅舎は写真で見ると結構大きいので、映画撮影用のようにその部分だけを作って全体像を思わせる、そんな方法を採ろうと思っています。
 こちらも撮影用ですし、建築模型を作る訳ではありませんから(^O^)。

 

フラットトップの台枠はいつものように4mm厚のベニヤ板と60x9mm桧角材(いずれも今まで製作した端材で間に合いました)で箱状にして、上面の三方には2mmの桧角材を貼って土留めとする、といういつもながらの手法。

 

プラットホームは5mm厚のバルサを使い、縁には2mm角の桧棒を貼り付ける、というボクの一般的な手法。
 その幅は「草軽のホト」の最大幅である大きく張り出したステップ部の25mmと干渉しないように縁も入れて54mm。
 意外と広いのですが、このゆったりした感じが新軽井沢駅の特徴だと思いました。