KMC公開運転会



まず初日の11月2日は、東京中野サンプラザにある研修室での公開運転会。サンプラザなんていう所は、コンサートでしか行ったことの無い場所。ゆめゆめそんな所で将来運転会をやるなんて思いもしませんでした。

写真をクリックして大きいサイズで御覧ください。


8AM:サンプラザ前に集合

中野に8時ということは、穂高を5時に出発すれば丁度イイと踏んで、同行の蜜澤クンと示し合わせて出発。初冬の安曇野は、烏川の水温が大気温よりも暖かくなるので、もの凄い朝もやに包まれます。フォグランプを点灯しても、視界は10メートル以下。そろりそろりと歩を進めながら豊科インターを目指しました。高速長野道に乗っても、塩尻のあたりまでは濃い靄に包まれていて、どのクルマも100キロ以下。しかし、諏訪・小淵沢を過ぎる頃からは朝日も出てきて、まさに行楽日和となりました。八王子料金所では下り線の長い渋滞を脇に見ながら、ひたすら東進します。
 サンプラザ前には8時5分に到着。ほぼ予定通りですな。流石通い慣れた中央道です。クルマで近づいて行くと、異様な集団が・・・。ウヒャー、もう路上でモジュール出して遊んでる!!会員のアララギさんが作った、コアレスモーターを利用した発電機で結線して、モーターカーが動いているじゃないですか!天下のサンプラザ前で、こんなことやってる人たちって、初めて見ました。



設営は慎重に

会場のキーを受け取り、まずすることは机の下ごしらえです。各々の机のレベルが出ているかを水準器で測りながら設置していきます。それが済んだらあらかじめ練ったプランに従って、各々のモジュールを仮に置いていきます。隣同士の情景に不自然が無いか、などをチェックしながらアレンジしていき、良しと判断されたらボルトで連結していきます。


そして一番列車の出発式

モジュールの連結が終わったら、今度はレールクリーニングカーの登場です。10tボギーDLが推進していきます。それと平行して、会員の皆さんは自慢の車輛をレール上に乗せたりして楽しそう。でも今回はコンテストと重なってしまったので、5tDLは少なめ。その分ウチの見本を使って頂きました。
 試運転の列車が一周すると、誰からともなく拍手の嵐。万歳をしている会員までいましたっけ。そしていよいよ一番列車の出発式です。テープカットは倶楽部の集会所となっているレストラン・カルタゴのママさん。実はこのポーズのまま、ずーっと止まっていて貰ったんです。くるまやさん自作の発車ブザーの鳴る中を、静々と記念列車が出発していきました。
 公開は1時から。それまではメンバーは童心に戻って、車輛をとっかえひっかえ走らせて遊んでいましたっけ。入り口には案内看板も出されて準備万端です。
 モジュールの紹介は別コーナーでさせて頂きますので、暫くお待ち下さい。