畑中さんの「桃介の63号機」

 

三等賞に選ばれたのが畑中博さんのこの作品です。当HPでも御紹介しました簡易軌道の傑作レイアウトのオーナーが、木曽のDLを料理するとこうなりました、という独自の世界が展開されています。
 現役当時の姿を模型化するのではなく、あえて塗色が違う南木曽町の保存機の状態を選んだ点、しかも決して良くはない保存状態を落ちた窓枠や巧みなウェザリングで再現した点などは、見る者を圧倒する迫力があります。
 実物と違う点は、ちゃんと走る、ということでしょうか。
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