皆さんの工作台から

日埜さんからのお便り

2001/06/19
ご無沙汰しております。早くも梅雨の入り、四季が風のように過ぎてゆきます。   いつぞやご報告したペーパークラフトの「クモニ13」ですが、梅雨入り前に塗装を済まそうとエアブラシを取り出しましたが、「待てよ、どうせ塗装するなら他にもやるか・・・」と思い立ち、「どうせお面は同じ」という単純な動機で「モハ63」を作りました。
  電装品は、「クモニ13」には御社の松電WHのパンタをSP13に改造させていただいたものを乗せ、「モハ63」は電装前ということで歩み板までを装着、昭和20年代のイメージです。(本当はもう1台パンタを改造する時間がなかった)天井は、以前報告した「クモニ13」には御社のグロベンを使わせていただきましたが、既に売り切れとのことで、「モハ63」には1/80のグロベンの円柱を直径で1ミリ削り、リングを切断してこれも寸法をつめ、半田付けしたものを使用しました。床下は、「モハ63」にはたまたま入手した1/87モハ用を使用、「クモニ13」の床下は相変わらず裸です。
  ここまで作って梅雨入り宣言直前、湿度50%の先週塗装、その後窓ガラス装着等に時間を費やした次第です。因みに方向板にはモハが「淺川(現在の高尾)」、クモニは「荷」を入れてみました。
  塗装はモハが田宮のプラカラーのこげ茶、クモニが長谷川の省電色ですが、実感は田宮の方があります。天井のグレーはベンチレターと金属塗装色と塗り分けてみましたがお気づきでしょうか?また、モハは高尾山に向かう乗客のイメージでプライサーの人形を載せたので、天井を外れるようにしてみました。



2001/04/08
実は先週RMモデルのバックナンバーでクモハ13を見つけ、直ちに1/87に縮尺した図面を描き、手元のはがきを寄せ集め(私の子供時代は、鉄道模型と言えばこうして作りました)切り抜き、その組み立てで週末は多忙でしたので・・・。
  同作品の現状をファイルで添付します。これは田宮のサーフェーサーをかけ終わったところです。パンタ、グローブ型通風器は御社のものを使わせていただいております。
  足回りは、今はなき乗工社の軸間可変の駆動装置に、珊瑚でみつけた昔同社が生産したと言うロストのDT−11(1/87)を履かせています。この駆動機構は走行性に当たり外れがありあまり評判が良くなかったと聞きますが、要は調整次第で、数少ない12ミリの部材として私は重宝しています。誰か余部をお持ちの方が居られれば、是非譲っていただきたいですね。
  床材は、モデル・ワムさんで幅32〜26ミリ程度までの真鍮版(板厚1ミリ?)の特製品を見つけ、ドリルで苦労してモーター穴を開けました。床下は、部品がなく難渋しております。とりあえずはすっぴんで走ることになります。