シリーズ林鉄
運材台車用材木



恐らく運材台車をお持ちの方でしたら誰もが望んでおられた製品ではないでしょうか?
バルサ棒で作るにしてもイマイチ感じが出ない、庭の木の枝を切ってみても1/1で何となく違う。
かく云うボクもそうでした。
ということで世の林鉄ファン待望の材木を製品化いたしました。

素材は3Dプリンターによるレジン製。立体造形ですから木の肌のみならず、切り口のディテールにもこだわり、ものによっては僅かに若干反らせたり、斧で切ったようにもしてみました。



模型製品について

1.長さは木曽の規格である5mを目安に57mm前後としました。林業関係に従事しておられる方にお聞きしたら、模型にした場合1mm程度の誤差はあるというので、リアルにするために敢えて正確に57mmで揃えませんでした。

2.見本は塗装+ウェザリング加工+コーティングをした状態で、塗装済みのものは写真ような仕上がりでお納めしますので、全く手を加える必要もなく運材台車に載せられます。

3.塗装をしていない未塗装状態でも販売いたしますので(若干のバリ取り作業は必要です)、御自分の感性で仕上げられるのも良いでしょう。

4.約φ8の太いものから約φ5の細いものまで作り、変化を持たせるために内容を変えて2種類のセットを御用意しました。

5.もちろん積み方によって更に変化が出せますので、様々な表情の運材列車にすることが可能です。



Aセット(太目から中ぐらいの太さのものを5本セットにしました)

 




未塗装 ¥2200
塗装済 ¥4500



Bセット(中ぐらいから細目の太さのものを7本セットにしました)

 




未塗装 ¥3300
塗装済 ¥6700









現在盛んに製造中で、これは塗装をしてから様々な技法でウェザリングをしている模様です。
このあと色調を整えて、保護するためにオーバーコートをしておきます。(2023.03.03)





「未塗装」をお求め頂いた方から仕上げ方についての御質問を頂きましたので、ここで書いてみようと思います。

1. この製品は「もしも塗装が剥がれても目立たないように」黒い素材で出来ています。
2. まず最初に塗料が剥がれにくくするためにサーフェーサーで塗っておきます。GSIクレオスのマホガニーサーフェイサーが良いでしょう。
3. アクリル塗料の半光沢ウッドブラウンで塗ります。
4. 影やシミの表現としてGSIクレオスのWC01.ウェザリングカラー(エナメル系)で墨入れをしますが、やり過ぎると真っ黒になってしまいます。
5. 墨入れし過ぎた箇所などを中心に、タミヤのウェザリングマスターを使って主にサンド系で全体を調色します。
6. 主にウェザリングマスターの定着と艶を整えるために、アクリル系のMr.スーパークリア艶消しでオーバーコートします。

つまり「塗装済」はこのように仕上げておりますので参考になさって下さい。(2023.03.10)



*原材料の価格高騰により、若干値上げさせて頂きました。(2024.05.11)



*現在の在庫状況はこちらを御参照ください。



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