森藤式大型集材機



調べてみたら最後に製造したのは2012年ですからもう9年も経つ訳で、その間に木曽森に興味を持たれて始められた方もいらっしゃると思い、再生産する事に致しました。
 集材機とは文字通りに、伐採した原木を運材台車のある所まで、ケーブルを使って手繰り寄せる機械のことです。
 当初は蒸気機関を用いていましたが、内燃機関の発達に伴って内燃化が進み、様々なメーカーから大小様々な種類のものが製造されました。
 今回製品化するタイプは、集材機メーカーとして有名な叶X藤(もりとう)機械製作所の、キャブを備えた比較的大型のものです。
 精密なロストワックスをふんだんに使用して、半田付けの箇所も最小限に留めましたので、非常に組み立て易くなっています。
 また、キャブの中には運転席はもちろんのこと、運転レバー類やペダル類までが再現されていますので、「ハイディテールを組み立て易く」という当社のポリシーがこの製品にも反映されています。
 何も変える必要のないハイクオリティーのままの再生産です。





模型製品について

1.大きなスキー型の台枠やエンジン、ドラムローラーなど主要な部品は細密なロストワックスで出来ていて、運転キャブはエッチングヌキという構成ですので、組み立ては至って簡単です。

2.運転レバー類やペダル類までが再現されていますので、「ハイディテールを組み立て易く」という当社のポリシーがこの製品にも反映されています。



トータルキット ¥6000 未塗装キット ¥12000 塗装済完成品 ¥15000



塗装はお好みでも良いのですが、下のような色に仕上げるのでしたら当社製「MWカラー」の「MWC-05 ライトグレー」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。







*運材台車の上にこのように載せて運ぶ風景もまたカッコイイです(^^♪。





*完成品が出来上がり出荷の準備をしていたのですが、ふと「緑十字のマークを付けたらカッコイイな」と思い、その作業の手を一時ストップさせて、インレタを貼ってみました(^^♪。
使ったインレタはアルプスモデル製木曽用C。つまりB型客車の側面に貼るアレです(^_-)。
貼ってみたら大正解(*^^)v。
わざと緑の一部をハゲた感じにしてみて、少しサビてきた感じにウェザリングをしてみました。
こういうのが楽しいんですよネ(^_-)-☆。(2021.09.05)



*この製品は完売になりました。(2023.07.11)



「森藤式大型集材機」キット組立講座